米プロフットボールリーグ(NFL)、シアトル・シーホークスの本拠地ルーメンフィールドでの
試合で同チームのマスコットでもあるタカ1羽が観客席のファンの首の後部に突じょ舞い降り
ました。
このタカは16歳の「テイマ」で、翼をばたつかせながら男性ファンが着たトレーナーの
フード付近に降下。
ファンの頭部で足を数度滑らせたものの、最後には体勢を整え、首と頭部の辺りで静止
しました。
テイマと男性ファンのどちらにもけがはありませんでした。
実況中のアナウンサーはテイマの余興に「男性ファンにシーズンチケットを贈って」
との突っ込みも入れていました。
シーホークスの公式サイトによると、
テイマの翼幅は4.5フィート(約1.4メートル)で、両足に大きなかぎづめを持ちます。
本拠地での試合にこれまでも登場し、場内の上空などを飛び、ファンを沸かせています。
シーホークスの対戦相手はロサンゼルス・ラムズだったが、17対26で敗れました。
米国の動物権利擁護団体「PETA」はスポーツチームに対し大型ネコ科やクマ、
他の珍しい動物をマスコットにすることを停止するよう要請。
米空軍士官学校のフットボールチームが本物のハヤブサを試合や他の催事に同行させる
ことを批判してもいます。