ニューヨーク市は、2001年に発生した米同時多発テロから20年になるのを前に、
テロの犠牲者2人の身元を新たに特定したと発表。
ニューヨーク・タイムズが報じました。
同紙によると、身元確認は、新たなDNA鑑定技術のおかげで可能となりました。
身元が確認されたのは男女2人で、
女性のDoris Morganさん(ニューヨーク州ヘムステッド)は1646番目、
男性(家族の要望で氏名は非公表)は1647番目の身元判明者です。
新たな身元の確認は2019年以来、2年ぶり。
現時点で犠牲者2753人のうち1106人(40%)の身元が特定されていません。
2001年9月11日、4機の旅客機がテロリストにハイジャックされ、
そのうち2機がマンハッタンの世界貿易センターのツインタワービルに激突ました。
3機目は米国防総省の建物に衝突し、4機目はペンシルベニア州で墜落しました。
米バイデン政権は、2001年9月11日に起きた米同時多発テロに関するいくつかの機密文書を
開示する方針を明らかにしました。