Marjore Greene
4日、 米下院は、扇動的な発言で物議を醸してきた
新人議員のマージョリー・グリーン氏について、
予算委員会と教育労働委員会の委員職を剥奪する
決議案を賛成多数で可決しました。
グリーン氏は投票の数時間前に下院本会議で演説し、
過去の発言を後悔している。と言ったものの、謝罪はしませんでした。
採決の結果は、賛成230票に対し反対199票でした。
共和党議員の95%近くが反対に回り、造反者は11人でした。
共和党議員の大半は、グリーン氏を処分する決議案は
民主党による党派的な権力拡大の動きだと批判し、
議員を就任前の発言について罰することは、
危険な前例を作る行為だと警告しました。
下院共和党は3日の会議で、グリーン議員への処罰を見送ることを決め、
トランプ前大統領の弾劾決議を支持したチェイニー議員についても、
下院ナンバー3の地位を剥奪しないことを145対61の賛成多数で決定した。