あの夏のスクイズのサインを忘れない。
今日もWBCの強化試合があった。
昨日と同じ様に、PCをやりながら見ていた。
結果は、日本の勝利!
杉内投手のピッチングが素晴らしかった。
僕も、中学まで野球部で野球をしていた。
中学までしか野球をやっていなかったけど、
それなりの思い出もある。
一番の思い出は中学3年生の夏の大会。
その時は、運が良く僕らの地区からは2校が全道大会に
出られる年だった。
僕たちの学校は準決勝まで進み
後、ひとつ勝てば全道大会に出られるところまで来ていた。
相手ピッチャーは僕らの中じゃ有名な投手で
なかなか得点は入らなかった。
当時、僕は4番を打っていて奇跡的に
2ベースを打った。
3塁に進み、場面は1アウト。
打席には、僕の数少ない親友の一人が立っていた。
その時の僕らのチームのサインは
監督がベルトを触っていたらバンドという
メチャクチャ分かり易いサインだった。
僕は、3塁で監督のサインを見たが
監督は微妙にベルトを触っているか触っていないかの感じだった。
ワンストライクワンボールからの3球目。
打席の親友は、バントをした。
僕は、それを見て慌てて走り出す。
足が遅い上に
明らかに遅いスタート。
結果は、余裕のアウト。
試合は、1対0で僕らの負け。
全道大会への夢は叶わなかった。
今でも、あの時に監督はスクイズのサインを出していたのかどうか?
分からない。
僕は「お前が、勘違いしてバントしなかったら
全道大会に出られたのに。」と、言い
そいつは、「お前が、スクイズのサインを見逃がさなかったら
全道大会に出られたのによぉ~」と言う。
あれから。10年以上過ぎているのに
今でも、そんな話になる。
そんな親友から、先日連絡があった。
3月の上旬に仕事で東京に来るから
家に泊めて欲しいとの事。
彼と逢うのは、1年以上振りだ。
お互い、なかなかゆっくり話をする時間はないかもしれないけど
そんな中でも、またこの話をするんだろうなぁ~。
「お前が、勘違いしてバントしなかったら
全道大会に出られたのに。」
「お前が、スクイズのサインを見逃がさなかったら
全道大会に出られたのによぉ~」
少し、部屋を掃除しなきゃな。
今日の主題歌
我那覇美菜/終わらない夏