先日の貴船の川床でうちわをいただきました。
和泉式部が詠んだ和歌が書かれていて
「物おもへば 沢の蛍も我が身より
あくがれいづる 魂かとぞみる」
〜ものおもいをしていると、ホタルがまるで、私の身から抜け出た魂のように見えるわ〜という内容だそうで
資料を調べてみると〜
悩んでいた和泉式部さん
歌を詠むと
貴船の社殿から返歌が聞こえてきたそうです
「おく山に たぎりて落つる瀧つ瀬の
王ちるばかり 物なおもいそ」
〜奥山の滝の水が飛び散るほど 深く思いつめたりしなさるな〜
という意味だそうで
一年前の私への返事を
今頂いたような気がいたしました。
和歌ってすてき!
ちゃんと昔の人は
言葉に乗せて 交信していたのですね〜