梅まつりで賑わう大阪天満宮の境内の
三重県熊野市の物産コーナーで
再会したかんばやしさんのお隣に
いらっしゃったのがかね久さん
この方にもステキなお話を聞けたのでした
ご自身のお店の商品
さんまずしや鯖ずし
そしてさんまのなれずしを並べておられて~
前夜にkododamaさんのブログで
鯖ずしや発酵食の話題で盛り上がっていた私は大興奮!
なんとなんと~
こちらのかね久さんのさんまのなれずし
地元のおばあちゃんの味を受け継いで孫娘さん?が作っているのだそうですが
あの発酵学の大先生、小泉武夫さんがお気に入りだそうで~
三重県で講演会がある時には差し入れに持っていくのだと
かね久のご主人お話されていましたよ~なんたる奇遇!
試食させていただきながら~発酵食についてのお話
いろいろ伺えましたよ~
国際的な集まりに、ご主人がさんまずしとさんまなれずしを両方持参すると
フランスの女性たちはなれずしのほうを「おいしいおいしい」と抵抗なく召し上がっておられて~
やはりワインやチーズの文化の国だから…なんてお話も興味深く
私も早速買って帰り
事務所でお昼ご飯にいただきましたよ
かんばやしさんのうなぎ弁当と、焼いたうなぎの丸干しとめざし
そして、かね久さんのさんまのなれずし
熊野の食を大阪で再現できるとはうれしい~
塩漬けにしたサンマを塩飯とあわせて数ヶ月
乳酸発酵させて「熟れ(なれ)」させたもの
ご飯がとろっとしていて
お魚も生臭みがなく
ヨーグルトのような爽やかな酸味で…ヨーグルトよりも食べやすいかも
なにより
胃腸の調子が良くなるというのがうれしくて…
いただくことができて感激でしたよん~
大切にしたい日本の食文化
丸干しは魚を干して保存して、貴重なタンパク源に
なれずしはご飯と一緒に発酵させて胃腸の調子まで整えてしまう
海の民でもある
熊野ならではの
知恵が詰まった食に
感動でした
サンマずしや
紀州の食について~