ベストプラクティス2022年改訂版及び労働組合による資料によると

2023年3月のダイヤ改正で高崎線特急「あかぎ」「草津」東海道線特急「踊り子」「湘南」において輸送体系を見直すことが書かれている

 

現在高崎線特急と東海道線特急は使用する車両が異なっていたが2015年開業の上野東京ラインにより線路が繋がったことと所属する車両センターが大宮総合車両センターで統一されていることから両特急をE257系に統一するようだ

 

その際以下のような輸送体系見直しが行われている

・「あかぎ」「踊り子」「湘南」をE257系2000番台及び2500番台の共通運用に変更

・「草津」は名称を「白根」に変更した上でE257系5500番台3運用体制に変更

・「湘南」は朝の運転経路を変更して横須賀線経由及び東京駅総武地下ホーム発着を廃止。東海道線経由及び東京駅上野東京ライン発着に統一する。これに伴い横浜駅の停車も拡大

・「踊り子」は時刻を見直して下田停泊1運用を廃止(この分が「あかぎ」に回る)

・「あかぎ」は上記伊豆急下田停泊1運用廃止分のE257系2000番台1運用+今年3月改正での減車によって余剰となったE257系2500番台1運用+日中時間帯に「白根」として運用するE257系5500番台3運用の5運用体制で運転本数維持

・「あかぎ」「白根」を全車指定化、全車指定化によりスワローの名称は廃止

・置き換えられた651系は全車廃車

 

尚先日185系のオオC1編成がオオC2編成のモハユニットを取り入れて6両になりましたが恐らくE257系5500番台が高崎線特急に回る関係で集約臨に使う車両が不足するための一時的な代替措置だと思われます。

ベストプラクティスによるとその次の2024年3月ダイヤ改正で房総特急の置き換えが行われ255系が2本ほど集約臨用に回るため、オオC1編成の代替措置は2024年3月までとなりそうです