うちはきっと優紀に甘えてた。
優紀はうちに無償の愛をくれると。
だからいつも優紀のデートより
ほかの人とのデートを優先してた。
それが間違いってのはわかってた。
でも、うちは誰かを信じるの
怖かった。
裏切られた時の絶望感。
それが邪魔してどうしても
信じ切れなかった。
勿論優紀には悪いことしてるって
罪悪感はある。
腕を組んで歩いてると
優紀が居た。
うちとの約束は11時だった。
もう、何時間も経過してた。
きっと諦めて家に帰ってると思った。
でもいつも違った。
いつ来るかわからないうちを
待ち続けていた。
そろそろほんまに
優紀のこと信じてええかな?
これからは優紀しか見ない
そう決めてたばかりだったのに。
いつまでもうちを待ってくれる
そんな優紀の優しさにきっと
甘え過ぎてた。
だから?
だからかな?
別れるって聞かされた時の
うちの絶望感は半端なかった。
目の前が真っ暗になった。
あぁ。うちは、、
ほんまに優紀のこと好きやったんやなって。
お願い優紀別れるなんて
言わんといてや。
ずるいって卑怯だってわかってるけど
あたしのいちばんはあなただけ。