過去の話です。
振り返って書き綴っています。
下肢が終わると、腰、背中、肩、首 と続きました。
もともと私は首を触られるのが苦手。
美容院ですら時折ゾワッとして、無意識に首をすくめてしまいます、、
一生懸命、別のことを考えて気を紛らわします。
「シュッ、シュッ、シュッ」
「お灸もしましょうね。」
お灸、、 足裏にお灸をすることになりました。確かに、始まる前にカートの上にもぐさのようなものがあるのをみました。
初めての体験です。
何をしているのかはわかりませんが、ライターのようなカチッという音がしました。
「徐々に熱くなりますから、、」
始めは、まあまあ熱いか、、と思っていたら、本格的に熱くなってきました。
我慢していい熱さなのか、問題が起きているのか、、判断がつきません。
本当は「あっちーっ」
って位なのですが、頑張って軽めに
「ちょっと熱いですね
」
と言ってみました。
「ああ、、今、一番熱いところかも知れませんね」
どういうことかはわかりませんが、今がピークのようです。ということは、これ以上はならないということか、、でも、熱い。煙草の根性焼きでも足にやってんのか
って感じ。
本物の火がついているのか、、千年灸みたいなものなのか、、、❓️
ピンポイントでマグマのように熱いです。
「頑張ってくださいね、もう少しこのまま様子みます」
耐えるしかないようです。
室内には、オルゴール音楽のサザンの「TSUNAMI」が流れていました。
落ちつかせるため、心の中で歌うことにしました。
「見つめ合うと~素直に~」
カラオケで歌ったことはありませんが、意外に歌詞がすらすらでてきます。
普段は高めの声と言われる私ですが、イメージでは桑田佳祐ばりのこぶしをきかせて歌い上げました。
熱いよぅ、 熱いよぅ
最後に手首から腕への鍼でした。
「少し響くかもしれません」
響く、、とは? ナニソレ?
手首に鍼を刺された時に、ズーンとした鈍い痛みのような感覚が広がりました。
響く、、確かにそういう表現がしっくりします。
あまりいい気分はしません、逆に不快な感じです。
始めに説明されなければ、「これ、打っちゃいけない神経とかに刺さってない?」と心配になっていたかもしれません。
「早く抜いて欲しい~」
ようやく全身の鍼が終わりました。
再度、始めに行った四肢の脈をとり、またチェックしているようです。
「一回ではまだ、、なんとも。また次回も頑張りましょうね」
「はい、、」
私、続けられるかしら、、
とりあえず予約をとり、帰宅しました。