過去の話です。
振り返って書き綴っています。
数年振りに懐かしの産婦人科にきました。
まるで避暑地のペンションを思わせる、ピンク色の可愛らしい病院です。
駐車場からのスロープを歩いていると、周りはキラキラした妊婦さん達。
こちらは負のオーラをまとった更年期中年女性です。
内診に備え、一応ロングスカートなんてはいてきてます。なんとなく妊婦さん風の格好してみました。
が、受付の人には、
「あっ、そちらは婦人科ですね、初診ですか?」
とあっさり見破られました。
更に気持ちが下がりました。
まあ、私が妊婦さんなら、超高齢ハイリスク妊婦ですからね、、。
すぐに大学病院送りでしょう。
院内はオルゴールの音楽が流れ、吹き抜けのロビーから陽射しが降り注いでいます。
ゆったりとした空間に一人、険しい顔で順番を待ちます。
病気も心配だけど、内診も超嫌
あれは赤ちゃんがみられる楽しみがあるから耐えられる行為であって、もう苦痛以外の何物でもない、、。
なんとかならないのかしら。
待ち時間の間に、本棚に並んでいた漫画
「コウノドリ」を手にとって読みました。ドラマにもなりましたね。
私、初めて読みましたが、物凄く面白い。夢中で読んでいたら順番がきました。
お年を召した院長先生が担当でした。
長女の出産時に取り上げてもらっています。
あれから20年は経ってますが、まだ現役なのに驚きました。
その当時も、何を言ってるのか聞き取りずらかったのですが、更に何を言ってるのか、よくわかりません
「、、とりあえず、内診、、モゴモゴ」
これだけはハッキリ聞こえました。
ちょっと強引な内診も相変わらず健在でした。
「がん検診もやっとくからさ、、」
モゴモゴ
痛い 痛い
採血の結果、やはり貧血になっていました。
とりあえず一度出血を止め、リセットするためのピルと鉄剤の処方が出されました。
次回、2週間後に結果を聞くために再診の予定です。
また来なくてはなりません、、、。
でも、次回は「コウノドリ」の続きを読むという小さな楽しみをみつけました。
いい話がいっぱい詰まってます。
出産は奇跡の連続です