続きです
娘
とペットショップに向かいます。
ショップは人で溢れかえっていました。
普段ほぼ立ち寄ったことがないので比較はできませんが、
ここまで混みあうのは珍しいのでは？、、やっぱり皆コロナで癒し
を求めているんじゃないかしら。
壁際に並んだショーケースに、
可愛らしい子犬たち
その中でも、ひときわ小さなアプリコットのトイプー
に心奪われています。
ガラスを突き破らんばかりに体を擦り付け、立ち上がりジャンプ
を繰り返しています。
ざわついているショップの中、かろうじて聞こえる小さな声で、クゥンクゥン と鳴いているのが、
「
連れてって、連れてって」
に変換されて耳に聞こえてきました。
アカン、アカン。
この空間には何かサブリミナル効果
のある仕掛けなり音楽
が流れているんじゃないか、、⁉️
私には、確固たるペットを飼わない信念があったはずじゃないか、今こそ思い出さなければ、、、ええっと、、なんだっけ
なんだっけ、、、、なんだっけ、、
可愛らしい子犬を見ていると心
が揺らいできます。
(息子)「今日、この子を絶対連れて帰る
」
目付きが鋭くなっています。何かに取り憑かれているかのようです。
ああ、この目が出たら、これまでの経験上やっかいなんだよな～もう。
言い出したらもう意地でも諦めない、頑固な息子
(私)「値段も高いしさ
、、犬を飼うってノリでやるもんじゃないんだよ」
(心の声) とにかく一旦、この場所を離れよう、、
この空間がおかしくさせているに違いない。
「一回、落ち着いて、ね、ご飯でも食べてゆっくり考えて、それでも諦められなかったら、またここに戻って相談しよう」
息子
はしぶしぶ納得しますが、他の人に渡らないか不安な様子。
ちなみに、夫
、娘
はすでに息子
の味方です。
ビバ We DOG
食事もそそくさに済ませ、再度ショップに家族で戻った その時、、
先程までは無かった
春のスプリングタイムセール開催 値下げ中
「
運命じゃん。
」
まるで 私たちをお待ちしてました
というかのタイミングでセール
が始まりました。
これも一期一会
なんでしょうか、
この後、わが家に子犬を迎えることになりました。
(でも、ペットのセールってなんだかモヤモヤ
しますね)
続きます