昔よく見たナスとキュウリのやつ
あれ馬と牛なんですってね
最近はてんで見なくなったけど
馬に乗って早く来て
牛に乗ってゆっくり帰ってね
昔の人の感性は思いを感じます
この世を去った人への想いを馳せる
素敵だなと思います
数年前に行った恐山
地元の人は死んだらお山に行くと信じていたそうです
死んだ先に行くところがあれば
死と言う現実も受け入れられそうですね
残された人も
あの山に行ったんだと思えば
永遠の別れではないと思えた事でしょう
昔の人の知恵や感性は
人間が生きていく上で最も必要な事であって
今の時代のデジタルに頼り切った生き方なんて
停電や災害が起こればそれまで
こんなにバラバラになって
今の人間は何かあった時に生きていけるのかと思います
もお自分が生きている間には
昔のような優しい社会は戻ってこないだろうけど
思いやりがあった古き時代を感じられただけ幸せなのかもしれません
死んだ後の行先か
それがみつかれば
どんな苦しみもどんな悲しさも
最後はあの場所へ帰ると思えれば乗り越えられる気がします
そうだな
俺が最後に帰る場所は
富岳ではない事だけは火を見るより明らかです
どこに行こ~かなー