久しぶりに | akaitobiranoさんのブログ

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カットの練習してみました

 

カットって角度でスタイルをコントロールしていくのですけど

 

角度と一言で行っても

 

パネルの角度だったり切り口の角度だったり

 

パネルの上下左右の角度もあるし

 

お客さんの頭の角度も重要です

 

そこに地面という軸があるのですが

 

ハサミは右なので

 

作業領域が限定されるので

 

自分が立つ位置の角度も大切です

 

たまに立ち位置の関係上

 

抱え込んで天地が逆転する格好になるのですが

 

そうなると軸が無くなるので

 

軽い無重力状態と言いますか

 

切り口やパネルの角度がわからなくなっちゃうんですね

 

って言ってもわかんないですよね

 

文字の限界です

 

文字は限定的なので

 

全てを言い表す事は困難です

 

例え全てを言葉にできたとしても

 

聞いてる方はチンプンカンプンになっちゃう

 

だから習うより慣れろなんだと思います

 

知識より感覚が優先です

 

人間の感覚は研ぎ澄まされるとかなり正確ですよ

 

データや知識は感覚を身に着けた者だけに活用できます

 

なぜならデータや知識は一部を表現しているだけで

 

そこから一歩出てしまえば使い物にならない

 

そこに答えがあると信じてしまえば

 

視野の狭い思考に陥ってしまいます

 

現実は違うのに無理やり整合性をとろうとすると

 

文字で精一杯のいい訳をする事になる

 

これが頭のいい人のやり方です

 

感覚とは現実です

 

現実があって知識やデータが生まれる

 

どんな仕事でもまずは感覚です

 

勉強ばかりしてると勘が鈍りますよ

 

勘とは経験値を積み重ねた立派なデータであり知識なのだから

 

生きがいとは

 

こうした経験を磨き上げて

 

目の前の誰かが喜ぶ顔を

 

作り上げる事だと思います

 

お金では絶対に買えない

 

かけがえのない経験です

 

この事を古来日本では仕事と呼んできました

 

それ以外は土地ころがしと大して変わらないただの金儲け

 

どんな仕事も人のために一生懸命になれるのであれば

 

自分自身の幸福につながります

 

自分もまだ道半ばですが

 

もっと上手くいなりたいと思うのは

 

自分のためだけではなく

 

自分を信じてきてくれるお客さんのためです

 

自分だけのためならとっくに飽きてます

 

かっこよくする責任を負う

 

全力でかわいくする

 

なので美容師になって30年近くの月日が流れてもなお

 

感覚を磨き上げたいと思っています

 

自分が提供する満足感とは最も感覚的なもので

 

美もまた定義できない感覚そのものだと信じているからです

 

長々と偉そうに

 

どーもすいませーん