昨日は第10回赤石寄席 記念公演にお越し頂き誠にありがとうございました。
朝から小雨で出演者が伊那市に着く頃には猛吹雪でした。
吹雪は次第に止みましたが終日天気の悪い中たくさんの方にお越し頂き本当に感謝致します。
御常連の方、始めてお越し頂いた方、そして多くの方に第10回だから行くよと言って頂きとても嬉しかったです。
2018年10月から赤石商店の埋橋さんと共に始めた赤石寄席、第1回のゲストが歌春師匠でした。
東京の寄席で落語を聴いた後、人混みに紛れ落語の世界から現実へと戻っていく中、歌春師匠の落語は私の中で温かさをずっと保っていました。
そして幸運な事に歌春師匠にお越し頂いて始まった赤石寄席が今回で第10回の節目を迎えます。
内容を書けば文章がとても長くなってしまうので今回は触れませんが第10回に相応しく、私を含め御来場頂いたお客様の心の中で楽しい思い出として一生輝き続ける事と思います。
この5年間を振り返ると赤石寄席らしさを求めて来たわけではないのですが、なにか赤石寄席の色というものが出てきているのかなと自分では思っています。
この“色”“らしさ”は1回、2回では分からないし、出せる物ではありません。
でも長いスパンで見るときっと分かってもらえると思います。
これから赤石寄席は6年目に突入します。
県内の落語会を見ますと赤石寄席はまだ6年目始まったばかりの会です。
年に2回程と回数も少ないです。
どうか他の会と合わせて赤石寄席にもお越し頂けたらと思います。
そして赤石寄席の色を皆様の中でも見付けて頂けたら幸いです。