加納愛子 著「黄色いか黄色くないか」 【本の紹介-3-】

文學界　2022年　3月号掲載

加納愛子　「黄色いか黄色くないか」

芸人と私たち、どちらの方が笑いを必要としているのだろうか　劇場の裏側を描く著者初中編　文學界より

高校時代、友人とお笑いライブを劇場で観る楽しさを知った秋村は卒業後劇場への就職を決めた。

何の迷いもなく仕事に没頭する秋村だが周囲の環境は徐々に変化していき、お笑いとは、劇場とは何かを考え始める。

そして最後に出した結論とは・・・。