かつお、で知られる鹿児島県枕崎市の昨日の景色
昔、バズというフォークデュオに「南の街へ」という歌があった
その曲を久しぶりに聴いて、ふと思い出した街
私は南薩に縁があり、枕崎はとても懐かしい街
今は無き南薩線(鹿児島交通)のたらこ色の1両切りのディーゼルカーにガタゴト揺られ枕崎駅に着くと、そこは漁師町
陽光広がる活気漲る街だった
夏には南薩一と謳われた「港まつり」があり、提灯の灯りの中、たくさんの夜店が並び、浴衣姿のよかおごじょとよかにせが多数繰り出し、それは賑やかだった
漆黒の東シナ海に映る鮮やかな花火がとても美しかった
火之神公園から見た立神岩
海水プール
かつおの腹皮
叔母さんの家での定番のおやつ、一口かつお
枕崎は一般的な鹿児島弁とは違い独特の言葉で、生粋の枕崎人だった伯父の言っていることが全く分からず、いつも伯母かいとこの通訳に頼っていたが、それでもニコニコ話しかけてくれた伯父
真っ赤に日焼けした顔の近くの漁師のおじさんがかつおを1本ぶら下げて来て、それを手際良く捌き、あっと言う間にお刺身にする料理上手だった伯母
優しかった伯父も伯母も既に亡く、枕崎も遠い町になってしまった
夜の帳が降りる枕崎
〜旅に出るの
南の街へ
あそこなら、あそこなら
うまくゆきそうな〜
また、南の街へ行ってみたい
現実逃避かな!? (๑˃̵ᴗ˂̵)