2015年10月 広島県 福山市 龍頭の滝・蔵王山の石鎚神社 | 旅する石鎚信仰者

旅する石鎚信仰者

やはり石鎚山は素晴らしい。

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続いて福山市山野町にある龍頭の滝へ

ここは石鎚山とは直接関係ないがこの瀧の近くにある石鎚本教蔵王教会様が

禊行の場としてる所で前から行ってみたかった峡谷

入口から遊歩道があり龍頭の滝まで1kちょっと20分ほど歩いて行く、半分ほど

過ぎたところから両岸は切れ立った岩肌となり、何となく石鎚山の御塔谷を思わ

せる景色となる。

奥に入っていくほど日が差さなくなり昼間でも薄暗くうっそうとした感じの峡谷で、

まさしく龍が住んでいるかのような霊気と霊感を身をもって感じる所である。

そして垂直に近い峡谷を越えると落差60mの龍頭の滝が現れる、思っていたより

水量の多い滝でこの場所だけまさしく異空間であるエリザベス

禊場としては最良の場所であり、訪れるだけで心身共に清浄されるところだった

続いて福山東インターのすぐ西側にある蔵王山の石鎚神社へ ! !

ここに石鎚神社がある事は最近、石鎚山で石鎚本教蔵王教会長様より教えてい

ただいたところで地図にも載ってないので分かるはずもない。

しかし福山東インター横の蔵王山にあるとしか聞いてないしスマホで神社の写真

をちらっと見ただけで登山口も分からないし神社もどこにあるのかも分からない。

以外にも登山口はすぐに見つかり神社は山頂にあるのだろうと言う事で登って

みたが山頂には東屋があるのみ (>_<) ! ! 周囲を探したが見つからなかった。

仕方ないあきらめて下山しよう。

しかし石鎚神社は我を見放さなかった、登っている時に何となく気になっていた

脇道へ入っていくとそこに石鎚神社はあった

これまた変わったとこで高い位置のハングった大岩にへばりつく様に神殿がある

この後の大岩が御神体の様で元々鳥居があった形跡もあった。

おそらくここからは、晴れれば遥か石鎚山が拝せるだろう位置である、今日は霞

がかかり拝する事はできなかったがなかなか考え出された場所である。


 

 


 

 


 

 

 

山野町奥深い所にある龍頭峡
 
ここが龍頭峡入口
ここからは車両進入禁止で龍頭の滝まで1.4k
 
すぐに龍頭山荘がある
 
遊歩道は整備され歩きやすい
誰も居ないかと思ったが数組の観光客が居た

ここまでは明るい遊歩道も
左岸へ渡ると一変し霊山奥深い空気となる

昼間でもうっそうとしてほとんど日がささない

ここの水はよく澄んでいる
石鎚山の御塔谷奥、祈り滝への道のようだ

奥に進むほど両岸は切れ立った嶽となり
大岩の険しい峡谷となる

もう少しすればすばらしい紅葉が見れるだろう

そして切り立った嶽を抜けると
 
龍頭の滝
 
ここはたしかに禊行をしたくなるとこである
でも僕は気が弱いので滝つぼには入れなかった (>_<) ! !
そしてまさしく瞑想するにふさわしい坐禅石がある
 
向こう岸も拝んでいる人がいる

続いて福山東インター西にある蔵王山へ
登山口は何箇所かあるようだが僕は蔵王小学校から入った
 
登山口の看板に石鎚神社はない
自分的には山頂だと思っているのだが

標高は226mなのですぐ登れるだろう
結構地元の人が登っていた

登るほどに岩山になってくる

福山インター方面が見渡せる
 
登山道途中にある猿田彦神社
 
少し登ると登山道は岩道に変身する
ここで西に入って行く道が目に入っていたが
この時はとりあえず山頂を目指した
だが石鎚神社はここから入ったとこにある

まずは山頂を目指す
がりがりの岩山になってきた

蔵王山山頂
他には東屋があるのみ
周辺を探したが何も無かった

そして下山しながらさっきの道を入っていくと
大岩にへばりついて社があるぞ
 
こりゃすばらしい
見た瞬間に分かった、石鎚神社
 
しかしまぁ綺麗にへばりついているもんだ
こんな神社も珍しいだろう

「石」
間違いなく石鎚神社だ

横には「石鎚神社」記された額がある
これは石鳥居の神額だ

元々は石鳥居があったのか?
入口にそれらしき形跡はなかったが・・・
自分的勝手な予想では元々この大岩の前に
鳥居が建っていたのではなかろうか?
 
この石鎚神社はこの大岩が御神体だろう
元々はこの岩に石鎚蔵王大権現が祭られていたと思う

そしてこの拝殿のとこに鳥居があったんじゃなかろうか?

大岩の神殿はまだ新しい
おそらく建て替えられたのだろう

昭和62年にも建て替えられたよう

ここからは瀬戸内海が見えるのだが
空が澄めば遥か彼方に石鎚山が見えるはずだ
なかなか考えられた場所である ! !

まだまだ石鎚山の旅は続く(^_^)。
 
 
 
 
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