1月20日分の捨て活として
通販カタログを処分しました。

今日のお勉強

検収(実用日本語表現辞典)
読み方:けんしゅう

検収とは、商取引において、
納品された品物が発注した通りの数量
あるいは仕様で間違いないことを確かめ、
その上で品物を受け取ることである。

検収の行程では、
品物の種類・個数・瑕疵の有無などが確認される。
文章、イラスト、ソフトウェアなどのように
実体のない生産物も、
仕様通りかどうかを確認するために検収が行われる。

一般的に、検収が完了した時点で、
品物を正式に受け取ったものとして扱われる
(「請求」の対象となる)。
検収の行程の中で品物に
瑕疵や不備が見つかった場合は
納品者(受注した側)のミスとみなされるが、
検収が完了した後に瑕疵や
問題があると発覚した場合は
検収者(発注した側)のミスとみなされる。

検収の「検」の字には「調べる」という字義がある。
検査、検索、検証、検討、
といった語で用いられている。
ちなみに常用外の読み方で
「あらためる(検める)」という訓読みがある。
検収の「収」は「手に入れる」「結果を得る」
という意味の字である。

「検収」と似た言葉に「検品」が挙げられる。
「検品」も「製品をよく確かめる」という意味で
用いられるが、「検収」とは異なり
「品物を受け取る」という意味合いが含まれない。
また、「品質を確認する」という
意味合いを含む場合が多い。