12月になりまして、すっかり寒くなりました。
超寒い・・・
そんな冬眠間近の月曜日。
午後はすごく暖かったような気がしたのですが、気のせいでしょうか。
冬眠導入時に見る夢だったのでしょうか。
ちなみに、今は寒いです。
そんな訳で冬眠する前に、この前の続き「北へ」三部作、完結編(仮)を書こうと思います。
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朝、地元の駅を出発し、新幹線と特急を乗り継ぎ北へ北へと列車に揺られてたどり着いた北の大都市、札幌。
特急列車から見える車窓は、おそらく新幹線では味わえない絶景が広がっていました。
一日中列車に揺られてたどり着きました札幌。
夕方のラッシュ。
人、人、人、牛、人、人・・・
あと、馬とかラベンダー。
札幌と言えば、前に車で父様が間違えて札幌で高速道路降りてしまったために、そのままドライブで時計台とか見た記憶があります。
一見、どこにあるのか分からない感じの時計台。
・・・これ?
え?
どれ??
みたいな感じだけ覚えています。
そんな札幌駅から、これまた特急を乗り継ぎ、さらに北を目指します。
ホームで待っていると色んな行先の同じような車両が同じホームから次々と発車していきます。
どこそこ方面○○行
土地勘のないボクは、同じ方面なのか違う方面なのかよくわかりません。
同じ路線の途中で止まる汽車なのか、それとも途中で分岐して全然違う方に向かうのか・・・
みんな迷うことなく薄着で目的の汽車に颯爽と乗り込んで行くので、北海道の人たちは流石だなぁ・・・と思いました。
寒いなぁ・・・
嫌だなぁ・・・
そんな寒い中人ごみにまみれて待っていると、789系、特急カムイがホームへ入ってきました。
あれだけホームに人がいたはずなのに、乗り込む人はあまりいませんでした。
札幌ー旭川の都市間を結ぶ特急列車。
特急カムイと特急ライラックがあります。
車両は殆ど同じなのですが、構成が若干異なります。
ライラックにはグリーン席があります。
カムイはビジネス向け
ライラックは観光客向け
一応棲み分けされているようですが、お構いなしに乗り込みます。
ポツポツと人を乗せて、日が落ちて暗くなり始めた札幌駅を特急カムイが出発します。
ここからは電化されているので、電車になります。
札幌から旭川までは、函館本線を通って行きます。
函館から札幌へ向かってきた特急北斗は千歳線経由で函館本線を逆走して札幌へ入ってきたので、札幌から出発した特急カムイは一見逆戻りしているような錯覚になりますが、千歳線と別れて岩見沢方面へ向かいます。
しばらく走ると、田園地帯のようなところを走っているはずなのですが、外は既に真っ暗で、おまけに雪が降っているため、どこを走っているのかさっぱりわからないような感じでした。
ひたすら広い大地、その先の遠くに山が見えるような風景。多分。
岩見沢、美唄と多くはいなかった乗客が雪の中、降りていきます。
約1時間30分列車に揺られてついに終点の旭川へ到着しました。
夜。
完全に夜です。
旭川で一泊し、次の日はバスで移動するのですが、それはまた別の話。
で、用事を済ませたあと、一泊し、また一日かけてひたすら特急と新幹線を乗り継いで帰ってくる旅行記があるのですが、それは流石に割愛しようかと思います。
当然、旭川駅を朝出発するので、帰りの特急ライラックはよく景色が見えました。
逆に新幹線は夜だったので、景色が見えませんでした。
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恐らく、飛行機を使えば半日でたどり着くのではないかと思います。
羽田空港から、旭川空港まで2時間程度です。
その他移動時間を考えても、全然早いです。
でも、飛行機にはない、何かを得られたのではないかと思います。
東京から飛行機で旭川に行く人は沢山いると思います。
でも東京から、電車乗り継いで旭川まで行く人はあまりいないのではないかと思います。
・・・だから何だよ!って話ですけどね。

