確かあれは幼稚園かそれよりか前の事だったと思います。
まだ小さかったので、実はよく覚えていないのですが、なんか泥団子のような物だったと思います。
その泥団子のような周りを剥がしていくと、黒い球体のようなものが入っていたと思います。
一見卵のような真っ黒い球体。
切ると、黒い黒身と真ん中の黒身。
「いただきまーす」
口に入れた瞬間、光の速さでゲ◾️。
#二度と食べまいと思ったもの
中華料理で比較的お馴染みだと思われる、アレです。
あひるか何かの卵を、土の中なで発酵させた、ピータン。
この前、再びお目にかかりましたピータン。
あの頃はまだまだお子ちゃまだったので、きっとピータンの良さがわからなかったに違いない!
少しは成長して味覚が進化し、少しは味のわかる女になっているはず。
「いただきまーす」
口に入れた瞬間広がる匂い。
ニワトリ小屋で拾って来た、糞尿に塗れたひよこをそのまま口に入れたようななんとも言えない匂いが口の中いっぱいに広がります。
これはいけません。
こんな公衆の面前で乙女の祈りを捧げるわけにはいきません。
なんとかピータンを飲み込もうと頑張るボクと、体の中から湧き出てくる乙女の祈りとのぶつかり合い。
要するにゲ◾️。
これが喉の奥でぶつかり合い、押し合い、際どいところでなんとか飲み込むことに成功しました。
勝利の余韻に酔いしれていると、セカンドインパクト。
やっぱりダメでした。
ただ、これ微妙なのが、もしかするとファーストインパクトの印象が強すぎて、軽いトラウマになっているかもしれないことです。
今のボクが初めてピータンを食べたのだとしたら、案外美味しくいただいたのかもしれません。
また10年後くらいに食べてみたいと思います。
時が私を癒してくれると信じています。
なお、今回の記事は、少々不適切と思われる表現が多々ありますので、特にお食事中の方は見ないことを強くおすすめします。
また、ピータンの対する、個人的な感想です。
