前回のつづき
事件は自分が小学生にあがる頃に起きる
またいつものように親父が酔っ払って暴れてる
母、兄、自分と隣の部屋に逃げたつもりだったが
母の悲鳴が聞こえた
兄がいない!
逃げた部屋のふすまが開いていた向こうに……
兄の上にまたがる親父が
その手は兄の首にかかっているのが見えた
母は悲鳴をあげながら親父に体当たりする
自分も泣きながら親父に殴りかかったのを覚えてる
親父は酔っ払っているからすぐよろけ倒れた
兄の顔が青ざめて放心状態だったと思う
母は兄と自分を連れて
また外へ逃げ出した
この記憶は50年近く経つ今でも
鮮明に思い出す……![]()
でも小さかった自分はまだこれが普通の家庭だと思っていた。
が、小学生ともなれば友達とか増えて
他の家庭とは違う事に気づき始める様に
つづく