2/9自民党物流調査会の様子(自民党本部で)
「日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。
本年は、「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。
2月9日(木)、自民党本部において、物流調査会が開催されました。
物流「2024年問題」とは、人口減少に伴う労働力不足に加え、トラック運転手の時間外労働時間規制が来年始まり、このまま具体的な対応を実施しなかった場合、令和6年度2024年度には約14%(4億トン相当)の輸送力が不足することです。さらに、令和12年度2030年度には約34%(9億トン相当)の輸送不足が顕在化するとまで言われています。
荷物が届かなくなるというわが国の物流危機となり、それが経済危機に直結しかねません。
そこで、自民党物流調査会では、関係者からの聴き取りを進め、政府の対策実施を強化しようとしています。
本日は、業界の取組みについて、聞き取りを行いました。
◎物流業界の取組み
物流業界では、以下のような取組みを行っています。
・電子商取引の拡大によって、小口輸送は今後も伸び(令和3年50億個)る中で、輸送業界は全産業平均よりと労働時間が2割も多く、来年以降経営環境は厳しくなる。
・そこで、小口顧客に対して、到着日時を報せ、宅配ロッカーの設置、日時・場所の事前変更、置き配、マンションのデジタルキー等の対応を進めており、以上を利用して頂くと再配達率は低くなっている。今後、配送ロボ等の自動化による抜本的解決策にも取り組んでいる。
・課題は、高層マンションであり、1個の配達に30分以上かかる場合がある。高層マンションに業務用エレベーターの増設、また、管理組合等の理解と協力が不可欠。
・来年の時間外労働規制は中距離輸送への影響が大。来年の時間外労働年960時間超となる運転手は、物流業界全体では27%だが、長距離運転手では48%。
・そこで、作業時間短縮として、再配達抑制とデジタル伝票等の作業効率向上と、運行時間短縮として、モーダルシフト(陸送から航空や海上輸送へ)や高速道路の大型トラックの速度規制緩和要望、デジタル点呼(人と車)等を検討中。
・また、中継輸送の拡大、パレット輸送、定時運行、車両の大型化、輸送モード変更、他社との共同運行、自動走行や隊列走行等の先端技術活用等を推進中。
・さらに、発荷主の理解と協力は進んできたが、着荷主の自主荷役や手持ち時間、バラ荷役・棚入れ替え等の商慣行の改善が不可欠。コンテナ物流の普及も課題。
・そして、抜本的解決に向けて、「地域物流」という約100キロ圏内で、デジタル技術を活用して、商流情報を一元化し、輸送行程を分割し(運転手分業)、時間指定を緩和して、異業種共同輸送を実現しようという取組みも始まっています。
以上、物流業界の取組みを積極的に支援していくべく、引続き議論していきたいと思います。
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◎コロナ禍
現在の感染状況をデータで一覧できます。
都道府県の1週間ごとの医療提供体制と感染状況(6指標)です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00035.html
◎災害支援
気象庁の防災情報です。
https://www.jma.go.jp/bosai/#pattern=default&area_type=japan&area_code=010000
全社協の災害ボランティアの募集情報です。
日本赤十字社の義援金募集情報です。
http://www.jrc.or.jp/contribution/
災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。
https://travelersnavi.com/coupon/
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◎自民党党員募集
自民党では党員を募集しております。
党員は、自民党総裁選挙(次回は令和6年2024年)での投票権を持つことができます。
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◎赤池まさあき後援会入会案内
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