https://youtu.be/AqFhjMxcCDU
 
昭和60年1985年8月12日、JAL123便が御巣鷹の尾根に墜落し、520名の尊い命が失われてから34年が経ちます。改めて御霊の平安を祈念いたします。
 
JALは、その事を教訓とすべく、事故の機体を保存し、安全に役立てるために、安全啓発センターを設置しています。
 
私も視察させて頂きましたが、誰でも事前予約で見学することができます。当時の事故機体や折れ曲がった座席、亡くなった方々の遺品等は、その凄まじい衝撃を今に訴えています。
 
技術革新と利便性の向上の影には、残念ながら、事故がつきまといます。事故はゼロにはできないかもしれませんが、死者を出すような深刻な重大事案はなくすことができると信じます。
 
事故の教訓に学び、関係者には物を扱っているのではなく、かけがえのない命をあずかっているのであるという自覚を持ち続けてほしいと願っています。その日々の努力の積み重ねの中で、ヒヤリやハッとを見逃さないという安全への意識と組織の態勢の構築が大事だと思います。