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参議院本会議 麻生金融担当大臣問責決議案を否決 


6月21日(金)、参議院本会議が、禁足の中で、開催されました。禁足とは、国会議事堂まですぐ駆けつけることができる、概ね30分以内の場所にいなさいとの党からの指示です。日頃から本会議を欠席することはあり得ないのですが、大臣はじめ政務三役も公務での欠席もしないということになります。禁足が出た理由は、野党が金子予算委員長、及び麻生金融担当大臣の問責決議案を提出したため、与党として否決するためです。


 一部野党議員が事前に取り決めた趣旨説明の発言時間を守らず、混乱しかけましたが、粛々と与党の多数により否決しました。 それにしても、野党議員からの容赦のない非難の連続は聞くに堪えませんでした。そのなかで、興味深かったのが、麻生大臣が共産党から評価されていたことです。財政金融委員会で、中小企業への貸し剥がしに対して、すぐさま対処してくれた麻生大臣を評価し、今回の問責は残念、人が変わったようだと、共産党議員が発言していました。 野党からも評価される麻生大臣の話は、報道されないので、記しておきたいと思います。 


●全会一致のはずがー


 また、内閣委員会から提出されて、 日本国憲法第八条の規定による議決案に野党議員が一人だけ反対しました。 


 本議決案は、天皇陛下の御即位に際し、皇室が、皇室経済法施行法第二条に規定するもののほか、令和元年十月十一日から同年十一月二十九日までの間において、内閣の定める基準により、天皇陛下の御即位を祝するために贈与される物品を譲り受けることができるようにするものです。 


全会一致で賛成するはずが、何と野党議員が一人だけ反対票を投じたのです。反対する理由がないにも関わらずです。参議院のホームページを見ると、誰が反対したかすぐ分かります。 これから先は推測ですが、全会一致で賛成するはずが、野党議員の何でも反対のいつもの癖から、間違って反対ボタンを押したのではないかと思います。推測が事実だとしたら、お粗末な話です。なぜ反対したのか、本人に問い質してほしいと思います。 


●議員立法


 問責決議案の否決だけでなく、学校の情報化推進法、日本語教育推進法、愛玩動物看護師法の議員立法も可決し、成立しました。 以上の法案は、野党にとっても内容的には賛成でした。にも関わらず、野党の一部が、予算委員会開催のため、人質に取り、審議と採決ができなかったものです。関係者の粘り強い働きかけの努力があり、成立に繋がりました。 


参議院本会議終了後、野党は安倍総理問責決議案を提出しました。週明け、24日(月)午後から、参議院本会議が、禁足で開催されることになりました。衆議院では、内閣不信任案の提出もあるやに聞こえてきました。 26日(水)の国会会期末に向けて、あわただしくなります。野党の抵抗を受けても、国家国民のために、全身全霊で頑張ります。

赤池 誠章 (まさあき)さん(@akaikemasaaki)がシェアした投稿 -