第198回国会(通常会)開会　平成最後と改元後初の国会

「日々勉強！結果に責任！」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。今年7月の参院選に向けて、自民党から全国比例区の公認を頂き、国家国民のために全身全霊を尽くす覚悟をもって取組んでおります。

●1月28日(月)　第198回国会(通常会)開会

1月27日(日)は山梨県知事選挙の投開票日の余韻が覚めぬ中、28日(月)から第198回国会(通常会)が開会となりました。通常会は国会法の規定により、150日間、6月26日(水)までの会期となります。平成最後の国会となり、そして、御代替わり、改元後初の国会ともなります。

まずは、厚生労働省の不適切な統計の審議があり、そして3兆円の補正予算、101兆円の来年度予算案、13兆円の財政投融資計画案等と議論が続きます。内閣提出の法案は58本、条約は10本を会期中に成立を期し、それ以外に議員立法もあります。

参議院自民党の議員総会や自民党両院議員総会では、山梨県知事選挙の推薦候補である長崎幸太郎勝利に湧きました。

安倍総理総裁は、自民党両院議員総会において、1月4日の伊勢神宮参拝に向かい際に、真白な雪をかぶった奇麗な富士山を見たとのこと。さらに、地元山口に帰り、大きな虹に向かって、2頭の鹿が走っていった様子を見て、今年は良い年になると予感したとのことでした。ただし、そのことを地元の支援者に話をすると、有害鳥獣が増えて困っていると言われたとか・・・

安倍総理総理は「平成最後の国会であり、新しい時代がスタートする国会ともなる。国民の安全と安心（に向けて）、この補正予算案と予算案、一日も早い成立を期して頑張っていこう」「われわれはこの国会でしっかりと責任を果たし、統一地方選、参院選を勝ち抜いていかなければならない。それができるのは私たち自民党だ」と訴えました。

●天皇陛下御臨席の下での開会式

(出所)参議院

　12時45分に、国会前庭で、天皇陛下をお迎えして、参議院本会議場で開会式が開催されました。

　天皇陛下の勅を胸に刻みました。

　「本日、第198回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。

国会が、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、永年にわたり、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。

ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。」

http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/42#150　

　開会式後に、天皇陛下を国会前庭において、御見送りをさせて頂きました。

　その後、恒例和装議連での記念写真を行いました。

恒例和装議連の全体記念写真

丸川珠代参議院議員と

●安倍総理の施政方針演説

(出所)参議院

　安倍総理は、「大きな自然災害が相次いだ平成の時代。被災地の現場には必ず、天皇、皇后両陛下のお姿がありました。」として、明治天皇御製を引用して、「明治、大正、昭和、平成。日本人は幾度となく大きな困難に直面した。しかし、そのたびに、大きな底力を発揮し、人々が助け合い、力を合わせることで乗り越えてきました。」と強調しました。

しきしまの　大和心のをゝしさは　ことある時ぞ　あらはれにける

　ところが、御製に対して、野党の一部からは、「戦争の歌」だと野党の指を差すことで有名になったK議員から野次が飛びました。また、「戦意高揚に使われた」と批判する野党がいます。国家の危機を自然災害として考えられない、現行憲法の字面を唯一無二の絶対として信奉・信仰しているのでしょうか。困ったものです。

●教育の無償化

　安倍総理は、世界最速で進行する我が国の少子化対策のために、「十月から三歳から五歳まで全ての子どもたちの幼児教育を無償化いたします。小学校・中学校九年間の普通教育無償化以来、実に七十年ぶりの大改革であります。」と訴えました。

　「来年四月から、公立高校だけでなく、私立高校(私立高等専修学校も)も実質無償化を実現します。真に必要な子どもたちの高等教育も無償化し、生活費をカバーするために十分な給付型奨学金を支給します。

　家庭の経済事情にかかわらず、子どもたちの誰もが、自らの意欲と努力によって明るい未来をつかみ取ることができる。そうした社会を創り上げてこそ、アベノミクスは完成いたします。

　子どもたちこそ、この国の未来そのものであります。」

　https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement2/20190128siseihousin.html　

　その具体的な実現のために、新法を準備中であり、まずは自民党内での議論をしっかり行いたいと思います。

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●災害支援

災害が各地で頻発する中で、政府与党一体となって災害支援を実施しています。北海道や西日本13府県の観光支援のために、宿泊費の助成を行っています。