海王丸セイルドリル

 

731()は、豊橋に出張し、海フェスタ東三河に参加しました。

海フェスタとは、祝日「海の日」の制定を契機に、各地で海の素晴らしさを体感するイベント等が開催され、今年で13回目を迎えます。今年は、豊橋市を中心とした東三河で、716()から開催されており、31()が最終日でした。

http://www.umifesta-higashimikawa.jp/

 海王丸甲板で

 

会場である豊橋市の神野埠頭3号岸壁港に到着すると、早速岸壁に曳航してある帆船「海王丸」に乗船させて頂きました。「海王丸」は、中学校を卒業して入学する海上技術学校と、一般高校を卒業して入学する海上技術短期大学校で、4級海技士(航海及び機関)の資格を取得するための実習に使用されています。当日も、85人の海技学校生と19人の海技短大の学生らが乗船していました。女子も1割程います。それに対する海王丸の教職員は50名です。

海王丸での実習は3か月間続きます。現代気質の若者を指導するに当たっては、危険回避を別にして、口調は優しく、個別に説諭し、納得するように指導し、良い所は褒め、黙認はしないことに気をつけているとのことでした。海の男()を養成するのも、大変です。

海王丸とは https://www.jmets.ac.jp/academic/ship/kaiwomaru/index.html

 

●海洋教育をどう推進していくべきか

 海王丸意見交換会

 

船内を見学させて頂き、船の応接室では海王丸の船長や機関長、海王丸等を管理する独立行政法人海技教育機構の役員、国土交通省の関係者、地元豊橋市の教育委員会の方々と海洋教育の推進について、意見交換をさせて頂きました。

 

・小中学生に海洋教育を推進するためには、何よりも子供たちが海に親しむ体験を安全確保しながらどう実施していくことができるかが大事。臨海学校でも、豊橋は外洋に面しているので、安全のために海に入ることを禁止しているほど。安全と海の体験活動の両立をどう進めていくのかが課題。

・既に実施している土曜日の学習活動の中に、海事関係者に出前講座を実施することはすぐに対応可能。来年度に向けて、調整することができる。

OBOGが母校に訪問して子供たちに話をする「ようこそ、先輩」という企画は、現在豊橋市でも実施しており、子供たちの反応も良い。船長さんらの海事関係者が母校を訪問することは大歓迎。

・学校の授業の中で、海洋教育を推進するためには、既存の教科の関係で、中々取組むのが難しいのが実態。やはり教科書の記載が充実すると、先生方は教えやすい。

・キャリア教育の中で、海洋教育を取り上げることはやりやすいのではないか。海事諸学校の進路や海事産業の情報提供や、中学生の職場体験を海事産業で実施したりすることなど。

 白龍で

 

 同じ岸壁に曳航してあった国土交通省の海洋環境整備船「白龍」を視察し、その後「海王丸」のセイルドリル(岸壁に停泊したまま帆を張る訓練)を見学させて頂きました。

 

 以上、意見交換や視察を踏まえて、今後も海洋立国日本を守る人材を育成する海洋教育を強力に推進していきたいと思います。

 

 

 

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●熊本大地震の被災者支援を

 

熊本地震の被災者の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

政府では、被災者支援のための情報提供を行っています。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/saigai/kumamoto_hisai.html

 

 自民党本部でも義援金を募集し、ご協力を頂き、3千万円以上を赤十字を通じて、被災地支援に役立てています。

 https://www.jimin.jp/news/activities/132008.html

 

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●自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。2年以上党歴のある方には、自民党総裁選挙での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

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