海洋教育推進P第1回

 

130()、各地での降雪が心配です。長野県松本市では、降雪による倒木で、孤立した旅館等が出たとのことです。各地で十分注意をして頂ければと存じます。

 

昨日129()、官民一体となった海洋教育推進プロジェクトを始動させました。山国育ちの私がなぜ海なのか。わが国は四方を海に囲まれた海洋国家であり、エネルギーや資源は海外に依存しており、海運なくして日々の生活は成り立ちません。それは、山国でも同様です。また、海の豊かさは山の豊かさがあって成り立ちものであり、海と山は一体だと考えています。

 

平成19年に第一次安倍内閣の時に、海洋基本法が制定されました。わが国の国土面積は世界61位の小さな島国ですが、排他的経済水域(EEZ)の面積では、世界第6位の海洋大国となります。海洋政策なくして、国益を守り、国の発展はあり得ません。

海洋基本法 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaiyou/about2.html

 

●海洋基本計画 12の政策

 

海洋基本法に基づき、内閣官房に総合海洋政策本部が組織され、5年に一度海洋基本計画が策定されています。その計画には、12の施策領域があります。

第二次海洋基本計画(平成25年から30)

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaiyou/kihonkeikaku/index.html

 

1 海洋資源の開発及び利用の推進

2 海洋環境の保全等

3 排他的経済水域等の開発等の推進

4 海上輸送の確保

5 海洋の安全の確保

6 海洋調査の推進

7 海洋科学施術に関する研究開発の推進等

8 海洋産業の振興及び国際競争力の強化

9 沿岸域の総合的管理

10 離島の保全等

11 国際的な連携の確保及び国際協力の推進

12 海洋に関する国民の理解の増進と人材育成

 その取組み内容については、総合海洋政策本部がパンフレットを作成していますので、ご覧下さい。

 「海の未来 ~海洋基本計画に基づく政府の取組み」

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaiyou/youth_kihonkeikaku/uminomirai.pdf

 

●海洋教育の充実に向けて各種ヒアリング

 海洋教材

 

 以上の12の海洋政策の中で、12番目の「海洋に関する国民の理解の増進と人材育成」が大変重要なのは言うまでもありません。今までもともすると私たちの国は海に守られてきたわけで、自ら海を守る国にしていきたいと思います。

 

 公益財団法人日本海事センターの昨年の調査によると、わが国にとって、海運(海上輸送)の重要性について、全体について半分の方が「とても重要だと思う」と回答しています。「重要だと思う」「まあ重要だと思う」の回答を加えると85%の方が認識しています。しかしながら、年代別でみると、若年者ほど重要性の認識が低くなっています。直近の5年間で、何らかしらの海洋教育を体験した人の割合は24%、4人に1人に留まっています。海事の重要性は認識しているが、教育が不十分だとの結果が出ています。

 

 私は、文部科学大臣政務官時代、昨年7月の海の日20周年に関連して、文部科学省から各教委へ、海洋教材活用に向けての事務連絡を発出させて頂きました。また、昨年の9月には海事関係諸団体から、文科省へ公教育の海洋教育充実についての要望があり、当時の下村大臣とともにお受けいたしました。

 

以上、今後の海洋立国日本を担う人材育成に繋げていくために、官民の関係者が一体となって、海洋教育を具体的に推進していく仕組みが必要だと考え、本プロジェクトを立ち上げた次第です。

 

本プロジェクトの目的は、第2次海洋基本計画(25-30)にある「初等中等教育及び高等教育のそれぞれで実施している海洋に関する教育を充実するとともに、それらを体系的につなげる方策を検討する。また、海洋に関する教育を支援する観点から、関係機関、大学、民間企業等が行うアウトリーチ活動等の有機的な連携を図る。」ことです。本プロジェクトには、内閣官房総合海洋政策本部事務局、国交省海事局、文科省の各担当課に参加頂き、民間からは海事関係諸団体に参加を頂きました。また、海洋教育の主体となる地方公共団体からも、順次参加を頂こうと思っています。

 

1回目は、129()16時から18時まで、総合海洋政策本部、国交省海事局、文科省の各課から海洋教育に関連する施策、また海事関係諸団体から民間での海洋教育の各種取組みについて、2時間余りヒアリングを行いました。官民それぞれで取組んでいる海洋教育の内容の総ざらい、棚卸をしました。

 

ヒアリング全体の感想を一言でいうと、それぞれ海洋教育の取組みを精力的に実施しているにもかかわらず、効果的ではない、もったいないなとの思いを頂きました。

 

今後、官民の連携を強化して、できることからしっかり海洋教育の充実強化に取組みたいと存じます。

 

 

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●京都市長選挙告示 門川大作候補に1票を

 

124()から京都市長選挙が告示され、現職の門川大作候補が出馬しました。投開票は27()です。

 

125()いは、2回目の応援に入りました。門川候補は、山田京都府知事とともに、文化庁移転を熱望しております。私は、地方創生と文化振興のシンボル的な効果があり、移転構想に賛成です。その実現のためには、門川候補の当選しかないと思っております。

 

・京都市議会議員の定数は67人で、会派構成は次です。

・自由民主党京都市会議員団 20

・日本共産党京都市会議員団 18

・公明党京都市会議員団 11

・民主・都みらい京都市会議員団 7

・京都維新の会・無所属京都市会議員団 5

・地域政党京都党市会議員団 4

・無所属 2

http://www2.city.kyoto.lg.jp/shikai/meibo/kaiha/index.html

 

共産党は、第2勢力であり、伝統的にその強さが際立っています。その共産党の支援を受ける対抗馬は侮れません。

 

ぜひ京都市民の方には、門川大作候補に1票をお願いします。

http://www.kyoto-daisakusen.jp/

 

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●日本文化チャンネル桜番組「日いづる国より」動画公開中

 

 日本文化チャンネル桜の番組「日いづる国より」で、作曲家のすぎやまこういち先生、中山恭子参議院議員と鼎談しています。ぜひご覧ください。

 

1211()「拉致問題~総連と朝鮮学校、対外諜報機関の設立を」

動画公開中 https://www.youtube.com/watch?v=lLnrLIAnHOg

 

1218()「義勇公に奉ず~テロ対策と教育再生」

動画公開中 https://www.youtube.com/watch?v=HoKyEQvz4Kk

 

 

そうだと思う方は、クリックをお願いいたします。

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 以上、お読み下さり、ありがとうございました。

 今後も、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、日本国家国民を守るために、全身全霊で駆け続ける覚悟の赤池誠章です!

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