天に唾するブーメラン政党が本領発揮！　沖縄県宜野湾市長選挙

　連日新春とは思えない温かい日が続いています。天候とは裏腹に、株式市場は大荒れです。上海株が二度目のサーキットブレーカー制度が発動され、さらに制度自体を廃止することにしたとか・・・　さすが元祖「朝令暮改」の国だけあります。

　1月7日（木）昭和天皇祭の中、国会での議論が衆議院から参議院の議場に移り、午前と午後に3時間近く、各党から政府への代表質問となりました。

●天に唾するブーメラン政党が本領発揮！

年金生活者への1人3万円の臨時給付金について、民主党は参院選対策だと批判しました。ところが安倍総理からは皮肉たっぷりに、民主党に対して、天に唾するもの、ブーメランそのものだと切り返されていました。そもそもこの制度は消費税増税時に年金生活者へ給付金を支給する制度を、自公民の三党合意で決めたものです。さらに、消費税増税延期を争点にした前回の総選挙の際に、海江田当時の民主党代表から、消費税増税を延期しても、年金生活者へ支給する制度は延期せずに実施すべきだと批判していたわけです。そこで、政府としては、今回は1回限りであり、対象者を拡大して実施したわけで、批判は当たらないとあっさり反論していました。

私個人としては、この支給については、1回限りとはいえ、それだけのお金があるのであれば、高齢者ではなく将来の子供たちへ、予算が足りていない学校の施設整備費等に回してほしいと思っていますが・・・

野党の質問内容について、衆議院と変わらず、参議院の独自性が活かされているとは言い難いものでした。よく「1強多弱」と言われるわけですが、この質問内容ではそう指摘されても仕方がないと思わざるを得ないものでした。

内容で立ち打ちできないと思ったわけではないでしょうに、本会議後の参議院予算委員会は、衆議院の予算委員会の日程が決まらないことから、開会が遅れました。補正予算の日程協議で、野党は前例にない破格の5日間を要求しています。今後も、内容ではないところで、野党の抵抗があると予想させるものでした。

●沖縄県宜野湾市長選挙

　昼間の清和政策研究会議員総会で取り上げられ、また参議院本会議後に、沖縄県宜野湾市長選挙（1月17日（日）告示、24日（日）投開票）について、党で対策会議が開催されました。

大変厳しい戦いであり、絶対負けられない戦いであり、関係者への働きかけを強化していきたいと思います。

　http://www.sankei.com/politics/news/160107/plt1601070053-n1.html

●1月8日（金）の予定　北朝鮮「水爆実験」抗議決議

　今日は、衆参両院の本会議が開会され、北朝鮮の「水爆実験」への抗議決議がなされます。

　今日も一日「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全身全霊で頑張ります。

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●日本文化チャンネル桜番組「日いづる国より」動画公開中