紋付

 

 14()は、宮中では、奏事始(そうじはじめ)と言う、「掌典長が年始に当たって、伊勢の神宮および宮中の祭事のことを天皇陛下に申し上げる行事」(宮内庁)が行われています。

 

今日は仕事始め、第190回通常国会の開会日となります。終日予定が入っています。

 

・和装議連の一員として、紋付き袴の着付け

9:4010:00 参・議員総会<院内控室>

10:0010:10 参・本会議<参・本会議場>

  案件:議席の指定

      元議員青木薪次君(社会党・元労働大臣)逝去につき哀悼の件

      常任委員長辞任、選挙

      特別委員会設置の件

      情報監視審査会委員の辞任、選任

      請暇の件

10:00の参・本会議後 参・拉致特委員会<第22委員会室>

 案件:特別委員長互選、理事選任の件

10:3011:00 自民党 新年仕事始め<党本部>

11:30~ 両院議員総会<衆議院第14控室>

  議題:第190回国会集会にあたり、役員挨拶

(12:00~ 衆議院本会議①)

13:0013:10 国会開会式<参議院本会議場>

開会式終了後、和装振興議員連盟記念撮影<中央棟前正面玄関階段>

(14:00~ 衆議院本会議②)

14:3014:50 参・本会議<参・本会議場>

  案件:国務大臣演説に関する件(安倍総理の外交報告、麻生財務大臣の補正予算案の財政演説)

 

●国内でのテロの脅威の顕在化

 

 安倍総理は年頭所感で「築城3年、落城1日」と緊張感持った政権運営をしたいとの厳しい姿勢を示しております。

 

私自身新年仕事始めに当たっての抱負は、智勇仁の三徳の伝統精神に基づく「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を掲げ、テロ等の安全保障、経済活性化、教育再生の実現を目指して、次のように取組みたいとと思います。

 

 近年、米国の相対的地位の低下が指摘される中で、世界一の軍事政治経済の超大国の行く末を決める米大統領選が今年11月にあります。任期を迎えるオバマ政権は自ずと死に体となり、指導力に陰りがでています。そして、有力候補者のヒラリーが当選したとしたら、初の米国女性大統領となり、国際情勢は益々流動化するかもしれません。

 

 

一方、チャイナは経済が停滞し、政治腐敗や環境破壊、少数民族と地域間格差問題等で国内が不安定化・流動化し、それでも、それだからこそ今年も対外浸出を強め続けることでしょう。南シナ海では人工島の飛行場から飛行実験を開始し、東シナ海の尖閣諸島では機関砲を搭載した公船が出没しています。

 

欧米や中東、アフリカは、イスラムもどき勢力のテロの脅威の中にあり、難民の大量移動(1年間で100万人超)等、戦後の国際秩序は益々揺らいできています。8月のブラジル・リオでの第31回夏季五輪大会は、五輪憲章通りの平和の祭典となるのかどうか、懸念されています。

 

そのような中で、我が国の安全と繁栄を確保するために、安倍総理は「積極的平和主義」「地球儀を俯瞰する外交」を掲げ、一昨年の国家安全保障会議の設置、特定秘密保護法の制定、昨年の平和安全法制を整備し、国際テロ情報収集ユニットを設置しました。サイバーテロに対しても、一昨年の基本法制定を受け、昨年内閣サイバーセキュリティセンター(NICS)を設置され、各機関と連携しながら、サイバーテロ対策を強化しています。また、批判が強い中で安倍談話を出し、歴史問題に区切りをつけようとし、中韓との関係改善に乗り出し、国内外での安全保障態勢の構築を進めています。

 

今年は、国連安保理の非常任理事国(任期2年間)に選任され、国際社会での発言力を高めつつ、4月から参院選を挟んで9月まで、サミット(主要先進国7カ国の首脳及び関係閣僚会談)が国内の11都市(広島、新潟、高松、北九州、倉敷、富山、つくば、仙台、伊勢志摩、神戸、軽井沢)で開催されます。国内各地やサイバーでのテロの脅威への対処が問われます。

 

●対外情報機関設立と国民保護訓練、憲法改正

 

あってはならないことですが、国内でのテロの発生ともなれば、参院選もあり、国内は大混乱となります。そこで、テロの未然防止のために、また拉致問題解決に向けても、国内外の情報収集機能の強化が不可欠です。その実現を党の立場から促進していきたいと思います。

 

改めて国民の安全に対する自覚を深めるためにも、交通安全、防犯、防災とともに武力やテロに対する国民保護、サイバーテロについての知識と訓練を実施する必要があります。特に、学校や社会での危機管理教育や国民保護訓練の普及を図っていきたいと思います。

 

その上で、自分の国を自分で護る態勢整備のためには、自国を護る軍隊を持つ道を開く憲法92項の改正しかありません。今夏の参院選挙でその道筋をつけていきたいと思っています。

 

●「経済で、結果を出す」ことができるのか!?

 

経済面において、世界最大の経済大国である米国の景気は堅調で、米国産のシェールガスやオイルによるエネルギー革命の影響とチャイナの景気減速もあり、原油価格が低下しています。米国は金融緩和の出口戦略、金融引締めの解除、金利が利上げされ、今年一段の利上げが予想されます。これによって、新興国から資金が引上げられ、世界経済は波乱状況となるかもしれません。

 

日本は、日銀の異次元の金融緩和の効果によって、円安株高の流れが続き、大企業の業績が好調です。昨年は、原発再稼働が順次できつつあり、景気回復の追い風になっています。ただし、地方創生の成果はいまだ出ておらず、地域間格差は埋まらず、地方や中小企業は、大変厳しい状況は続いています。

 

昨年、自民党は新しいポスターを作成し、「経済で、結果を出す」とのスローガンを掲げています。その実現が今年問われます。

 

●財政政策は効かせるためには!?

 

地方創生の実現には、民間活力が弱いので、金融政策だけでなく財政政策が有効だと思うのですが、財政再建途上の中で国土強靭化のための公共投資は限定的であり、大変難しい状況です。安倍総理の新三本の矢、①GDP500兆円から600兆円、②希望出生率18の実現、③介護離職ゼロは、目標設定としては評価すべき内容なのですが、その実現に向けての政策手段が十分かどうか、有効かどうかには疑問がもたれています。自民党は「経済で結果を出す」とのスローガンの実現は大変厳しいものがあると言わざるを得ません。そうなると、来年4月の消費税増税の再延期も現実味を帯びます。

 

GDPを増大させるためには、国民が一生懸命に働き、稼いで、税金を納め、投資や消費をすることです。そのためのキャリア教育・職業教育の充実に引続き取組みたいと思います。

 

そして、財政政策を効かせるためには、社会保障費の増大に歯止めをかけなければなりません。社会保障費を圧縮するために、健康寿命の延伸とともに、負担増は避けて通ることはできません。

 

●国民の理解と支持を得るために

 

以上、政治の安定と経済活性化を実現させるためには、当然国の指導力が大事であるとともに、地方自治体、企業、各種団体、そして何と言っても国民の理解と支持が不可欠です。繰り返しになりますが、今年は夏に参議院議員選挙が実施されます。衆議院とのダブル選挙も噂されています。満18歳から選挙権が付与されて初めての選挙となります。安倍自民党が推進する政策に対して、老若男女、国民の支持を頂く絶好の機会です。

 

私は文部科学大臣政務官から自民党の文部科学部会の部会長代理として、また治安・テロ対策調査会事務局長として、地域や国を護り、一生懸命働き納税し、政治を理解して参画する、智仁勇の三徳に溢れた日本人を育成すべく「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、今年一年引続き全身全霊で取り組む覚悟です。

 

●平成28年 活動概要

 

 以下、今年一年の活動予定です。

 

1月 第190回通常国会開会 今年度補正予算成立 来年度予算案審議

沖縄県宜野湾市長選挙 リニア中央新幹線地域活性化プロジェクト

海洋教育推進プロジェクト

2月 税制改正関連法案審議 京都市長選挙 後援会会合開催 

3月 東日本大震災5周年 自民党党大会 日米間首脳会談? 平和安全法制委施行

来年度予算・日切れ法案成立

4月 TPPの国会承認? スポーツ振興くじ法等を改正して、新国立競技場建設財源に。

    衆議院北海道5区補選(町村議長後継の和田よしあき氏)

5月 先進7か国(7)首脳会談(伊勢志摩サミット) 

国立大学法人法改正して指定制度を発足させ世界最高水準へ、財務基盤を強化

6月 1日通常国会会期末 参院選支援活動 沖縄県議会議員選挙

7月 第24回参議院議員通常選挙

職業に特化した新高等教育機関の制度化についての中教審答申

8月 APPU(アジア太平洋議会連合)総会 中央東線高速化促進議連総会

来年度政府予算概算要求を各省が財務省に提出

9月 G20会合(チャイナ) 国連総会 第191回臨時国会召集?

10月 台湾国慶節 スポーツ文化ワールドフォーラム開催

教員の養成・採用・研修の一体改革のための法改正

11月 学校運営協議会と地域支援本部等の設置のための法改正

税制改正大綱議論 教育再生等税制研究会開催

中央自動車渋滞対策促進議連総会

12月 与党税制改正大綱決定 

政府来年度政府予算案決定

平成29(2017)

4月 消費税10%増税、軽減税率導入

平成30(2018)

9月 安倍総裁26年の任期満了、自民党総裁選

12月 衆議院議員任期満了

 

 

●日本文化チャンネル桜番組「日いづる国より」動画公開中

 

 日本文化チャンネル桜の番組「日いづる国より」で、作曲家のすぎやまこういち先生、中山恭子参議院議員と鼎談しています。ぜひご覧ください。

 

1211()「拉致問題~総連と朝鮮学校、対外諜報機関の設立を」

動画公開中 https://www.youtube.com/watch?v=lLnrLIAnHOg

 

1218()「義勇公に奉ず~テロ対策と教育再生」

動画公開中 https://www.youtube.com/watch?v=HoKyEQvz4Kk

 

 

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 以上、お読み下さり、ありがとうございました。

 今後も、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、日本国家国民を守るために、全身全霊で駆け続ける覚悟の赤池誠章です!

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