212()  189回通常国会 安倍総理 施政方針演説

 

12()午後、衆参両院で安倍総理の施政方針演説がありました。

 

●岩倉具視、岡倉天心 吉田松陰

 

 安倍総理は、各種政策の説明の合間に次のように訴えました。

 

 「明治国家の礎を築いた岩倉具視は、近代化が進んだ欧米列強の姿を目の当たりにした後、このように述べています。

 「日本は小さい国かもしれないが、国民みんなが心を一つにして、国力を盛んにするならば、世界で活躍する国になることも決して困難ではない。」

 明治の日本人に出来て、今の日本人に出来ない訳はありません。今こそ、国民と共に、この道を、前に向かって、再び歩み出す時です。皆さん、「戦後以来の大改革」に、力強く踏み出そうではありませんか。」

 

 「「変化こそ唯一の永遠である。」

 明治時代、日本画の伝統に新風を持ち込み、改革に挑んだ岡倉天心の言葉です。

 伝統の名の下に、変化を恐れてはなりません。」

 

 「「知と行は二つにして一つ」

 何よりも実践を重んじ、明治維新の原動力となる志士たちを育てた、吉田松陰先生の言葉であります。」

 

●五箇条の御誓文の精神

 

 幕末から明治の先人の思い、志を盛り込んだ演説です。明治の精神とは、「五箇条の御誓文」の精神です。

 

一 広ク会議ヲ興シ 万機公論ニ決スベシ

一 上下心ヲ一ニシテ 盛ニ経綸ヲ行ウベシ

一 官武一途庶民ニ至ル迄 各其志ヲ遂ゲ 人心ヲシテウマサラシメンコトヲ要ス

一 旧来ノ陋習ヲ破リ 天地ノ公道ニ基クベシ

一 智識ヲ世界ニ求メ 大ニ皇貴ヲ振起スベシ

  (出所)明治神宮 http://www.meijijingu.or.jp/about/3-3.html

 

 安倍総理は、日本の近代化の原点を今もう一度確認して、今後の改革に取り組もうと訴えたかったのだと感じました。

 

 昭和天皇は、昭和21年の年頭詔書で「人間宣言」と呼ばれていますが、敗戦からの復興に当たって「五箇条の御誓文」を引用しています。

 私たちは、国内外の難局に際して、「五箇条の御誓文」を再度確認したいものです。

 

●文科省「道徳の教科化」のパブコメは35日まで。

 

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