心よりお見舞い申し上げます。
毎年、書かずにいられない
阪神・淡路大震災。
あれから29年…30歳だった私( *ˊᵕˋ*)
毎年この辺りでは
年明けから
神戸の震災に関するニュース番組が
増えるのですが、
今年は違いました。
また悲しくて辛い地震が
起こってしまい
毎日能登のニュースでした。
その能登のニュースを見ていると
神戸の時とよく似ていると感じます。
倒れたビル
崩れ落ちた瓦屋根
でこぼこのアスファルト
震度も同じぐらいっぽいし
住宅の潰れている感じも
私が実際に見た風景と似ています。
友人から聞いた話なんですが、
29年前に神戸で被災したご友人が
今回は能登のご実家で
被災したのだとか
うわぁぁぁ
あんなに怖い地震を
人生で2度も
でも2回とも怪我もなくご無事で
今はまた神戸に戻られている
との事なので
これって逆に強運なのかも
私も当時は幸い怪我もなく
1ヶ月間ほど
大阪の実家に避難していたので
恵まれてたほうなのかな?
でも身体は元気でも
メンタルはかなりキツかったです
0歳だった娘を連れて
夫と3人で電車が通っている駅まで
4時間歩いたんですが、
その景色が今でも
忘れられません
倒れている阪神高速を見ながら
ボキボキに折れている電柱を避けつつ
崩れた住宅の前の
でこぼこアスファルトの道を
砂煙の中、歩きました
そんな現実離れした環境だと
心が閉ざされてしまうというか
感情が無くなるというか
驚きもしないし悲しくもない。
そんな感じ
先日ネットで
地震が来たらすぐ
玄関のドアを開けるように
というコメントがあったんです。
確かに間違いでは無いんだけど
机上の空論という気もします。
なんせ神戸の時は早朝で
寝ている人も多い時間。
私の場合は
気づいた時にはもう揺れてて
ベッドから起き上がれないくらい
めっちゃ揺れてました。
玄関のドアを開けに行く余裕は
ナイと思います
神戸の時は
倒れたタンスの下敷きになって
亡くなられた方が多かったんです。
なので子供たちには
地震が来たら
とにかく頭を守れ!!と
毎年しつこく言ってます。
さっき娘から
"29年前は守ってくれてありがとう"
とLINEが来て、
涙が溢れました
家族みんなが元気であることは
普通なのではなく
奇跡なのかもしれませんね