富士登山電車。
中央線の大月から富士山の麓までを結ぶ、
富士急行の列車です。



先日来、大分市の美術館で開催されていた、
水戸岡鋭治デザインワンダーランドの話題を、
数回にわたり掲載しました。

http://ameblo.jp/akai-fit/entry-12074515492.html

    おっと、孫の写真が登場してすみません。

そのときに、私が注目したのは、この富士登山電車。
なぜか。


この、富士登山電車に使われているのは、
元、京王電鉄の5000系。
こんな、電車です。(当時の色合い)

http://www.agui.net/tasya/kio/kio5000.html

小学校のころ、私が住んでいたのは、東京の東村山。
東村山といえば、西武線。
西武の車両を見慣れていた私にとって、
京王の5000系は、斬新でした。

これを見に、自転車で府中まで、50分ほどかけて、
通ったものです。


そのころ、やがて、高尾山の麓の学校に進学することなど、
考えてもいませんでした。


その憧れだった京王の5000系に、
大分市の美術館で再開できたのは感激。
それもあって、このワンダーランドには、
数回にわたって訪れた次第です。






【多摩ニュータウン】
当時、聖蹟桜ヶ丘まで自転車を走らせると、
南の方向に、多摩ニュータウンを造成している様子を見ることができました。
京王の電車を撮影しながら、新しい街の造成工事の模様も眺めていました。

それから50年。
自分では多摩ニュータウンに足を踏み入れる機会のないまま、
いつしか、ニュータウンは、団地自体が老齢期を迎えつつあります。

京王5000系に憧れて自転車で通った、府中から多摩ニュータウン方面。
5000系への感慨とともに、50年のときの経過に、
想いを馳せる、還暦直前の私です。



高尾山、いまや、すっかり人気スポットになっているようですね。







 娘のところの孫二人と一緒に






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