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亀田興毅選手の話

亀田興毅選手、
7度目の防衛に成功しました。

ランキング3位の対戦相手に、
2度のダウンを奪って文句無しの判定勝ち。

以前も書きましたが、
亀田クオリティです。
http://s.ameblo.jp/akahira0913/entry-11506993085.html
(興味のある方はお読みください)


WBAのランキングを見てみたのですが、
今、けっこう、選手層が薄いんです。
1位はいなくて、

2位は坂田健史選手と1勝1敗だった、ロベルト・バスケス。
32勝22KO5敗2分け
(5年くらい前にホセ・アントニオ・アギーレや、ノエル・アランブレトに勝ってて当時は凄かった)

3位が今回、亀田興毅選手と対戦したアポリナリオ。
17勝4KO3敗3分け

4位は前回、亀田興毅選手が疑惑の判定で勝利し、メキシコの亀田と言われていたウーゴ・ルイス。
32勝28KO2敗

5位は、ファン・カルロス・パヤノ。
14勝8KO無敗。
この選手、シンプルながら、パワー、追う脚があるので、亀田クオリティの対象外。

6位は、TABTIMDAENG NA RACHAWAT。
47勝31KO2敗
パヤノ同様、パワー、追う脚があるので亀田クオリティ対象外。


…と、ここまでで分かるとおり、
世間の皆さんが思うほど強いチャレンジャーは同一団体にはいないんです。

亀田クオリティの対戦相手マネジメントを続ければ、防衛は重ねられます。

まさに、
多団体の弊害。
それが、現在のボクシング界です。

だから、
統一戦の期待があがります。
一方でビジネスですし、
相手とのタイミングもありますので、
そう簡単でもない。


メイウェザーとパッキャオが成立しなかったのは記憶に新しいところ。

でも、
マルケスとパッキャオのように、
ビジネスが絡んで4度も対戦することもあるわけです。

このビジネスとは、
興行主、放送局、スポンサーも含みます。

1試合で、
20億、30億の報酬があると、
強い弱い以外の避けられない部分があるようです。

ワールドベースボールクラシックに、松井秀喜選手が出場しなかったのも、
ヤンキースからの金銭面が影響したのでは?と言われていたような…




それとは別に、

ガルシアとマティセの対戦が決まったり、
アンドラーデとマーティロシアンの対戦が取り沙汰されたり、

夢のある話があるのも、
ボクシング。


だから、
面白いんです。