トラブルの話

今日はフィギュアスケート全米男子の実況でした。

長時間の生放送は
集中力との戦い。

事前にトイレに行く事も忘れずに（笑）

以前、先輩アナウンサーが、
テニスの実況でなかなか勝負が決まらず、
悶えに悶えた、という話を聞いてから、
実況前には必ずトイレ、が習慣です。


今年の全米は、
ショートプログラム終了段階で、
ジェレミー・アボットが首位！

このショート、
曲はスイングのメドレーなんですが、
今までのアボットの中で、一番フィットして見えました。

明日のフリーが楽しみですね。
なんたってアメリカの世界選手権選考は、
全米選手権の一発勝負と言っても過言ではないので・・・




そして今夜は、
自分の作品を作る、という大きな仕事も。
ところが先ほど、協力者のトラブルがあり、チームの主力を欠いた状況。


こういうときほど、チャンス。

窮地になると脳内が活性化されるそうで、
未知の能力や、限界値を遥かに超えたパフォーマンスが出やすいと聞きました。

豊かな日本、窮地なんてなかなかないですからね。
このトラブルは、神様からのプレゼントです。



ちなみに、
アボットはフリーで最終滑走。
まさに、極限のプレッシャーというやつです。
追い込まれて、アボットはどんなパフォーマンスになるんでしょうか？

正解は、ジェイスポーツでご覧ください。




今日の学び


全米と平行して行われている
フィギュアスケート欧州選手権。
ショート男子トップは
ガチンスキー。

電撃復帰の
プルシェンコは2位。
しかし、４回転回避。

欧州では４回転アタッカーが多数。
全米は結果３人のみ（成功は1人）

これもまた、
全米は一発勝負だから、ショートでのギャンブルは避ける、ということなんでしょうか。

チャン、プルシェンコ、アボットに加え、
日本の高橋。

それぞれがいい状態でぶつかってくれる。
そんな世界選手権に期待！！