アナウンサー・テレビ就活 2
※ものすごく独断と偏見で書いていますのでご注意を(笑)
まずは「アナウンサー・テレビ就活 1 」をご覧ください。
就活における
「B層」
学生に最も多い。就活のポイントを間違ってとらえてしまいがち。
素直。影響されやすい。ハマると抜けるまでに時間がかかる。
彼らの底上げを、今年の目標にしました。
例年は、見込みのある特定の学生のみに力を注いでいたんです。
つまり「A層」の強化。
確かに、毎年アナウンサーやテレビマン、有名企業など素晴らしい結果を出す学生ばかりでしたが、これでは私自身に成長が無いと思ったので、今年は
「A層」+「B層」の強化!!
「C層」の対策!!
が大きなテーマ。
「法政大学マスコミ講座」で講師をやらせてもらっている私としては言いにくいんですが、正直な話
「アナウンサー・テレビ・マスコミ」以外の就職でも、素晴らしい!!
と思っているんです。
大切なのは
「学生にとっての、最高の結果を出すこと」
そのために採用試験の早い「アナウンサー」から「本気で受験する」
ここがけっこう大切なポイントだと思っています。
「本命は金融や航空会社だから、アナウンサーは面接慣れでなんとなく受けよう」
だと、実際に結果は出にくいんです。
理由は、「肩が出来ていないから」
どうすれば企業研究が効率的に出来るのか。
どうすればOB訪問が効果的に出来るのか。
どんな準備が必要なのか。
企業が欲しい人材は、テレビだろうが金融だろうが、みんな似ているんです。
「デキルやつが、欲しい」
アナウンサー試験からやっておけば、金融・航空などのときに「やり方」を学んでいけます。
自分の「本気」を理解しておかないと、いざ本命のときに「本気」になっても力の加減やペース配分がわからない。
「本気慣れ」というのが必要だと思います。
イチローは毎日、球場入りから練習、ボールの来ない守備の時も「本気」で準備をします。
本番に向けて、常に臨戦態勢でいるからこそ、あの結果なんです。
おそらく準備の無いイチローは、「魅力」がないですよね。
さて、
「B層」の学生にとって、毎年鬼門になっているのが
「自己PR」
「やりたい仕事」
いわゆる「自己分析」というやつです。
ちなみに私は、
「自己PR」「やりたい仕事」「自己分析」
すべて決めずにアナウンサー試験を受けました。
…これはダメな例です(笑)
本当に運良く、テレビ東京のアナウンサーとして拾っていただいて、幸せな男なんです(汗)
ただ、ここから一つのことがわかりました。
就職活動において「自己PR」はしてはいけない!!
ということ。
なので私は学生に、
「自己PR」はするな!
「自己分析」もするな!
「やりたい仕事」だけ考えろ!!
と言っています。
これについては、また次回。