昨年の9月14日にノーウッド手術が予定されていた。

8月23日。その日は、隣にすむ義理の父と母よが、搾乳した母乳をもって病院にいき、私は、面会をおやすみしていた。まだまだ、長い戦いになるので、往復二時間の面会を毎日で体調を崩さないようにと、義理の父母にも週何回か面会にいってもらっていた。

その日は、お昼頃、父母が面会から帰って来て、息子が熱があるようだと話していた。

お昼すぎ、担当の先生から連絡があり、息子の状態がよくないので病院に来られますかとのこと。詳しい内容は、忘れてしまったが、そのときは、主人の仕事終わりをまって病院にいくことになり、ちょうど、担当の保健師さんから、も連絡があり、

ちょっと調子を崩してしまったようでこれから病院に行きますが大したことは、なさそうです。というような内容を答えたのを覚えている。命にかかわるような状態とは、全く先生から伝わってこなかったのでさほど心配していなかった。

病院につくと思ったより、ひどい状況に驚く。なんと誤嚥で一時呼吸停止したらしく、心臓マッサージで持ち直し、PICUにいるとのこと。

先生からの話だと、敗血症になっていて発熱したのでは、とのこと。義理の父母が面会から帰った後、ミルクの注入を20ccほど始めたところで一旦ミルクを止めて、先生がエコーをし、少し席を外して戻ってきたら、息子が顔面蒼白で呼吸停止していたという。

未だに、私は、先生がそこでエコーしなかったら、席を外さなかったらと思ってしまう。

一度も嘔吐などしたことがなかった息子。確かに敗血症になってしまったからといえばそうなのだろうが、なぜ、そんなときにミルク途中でエコー?席をはずす?さらに看護師さんは?

結局、原因は、はっきりしないまま。先生たちは、わかっているのだろうか?

これから、ずっとお世話になる病院なわけで、関係を悪くしても…と主人になだめられ先生をせめることは、しなかったが未だに納得がいかない。

PICUの息子に面会すると、まだ意識は、はっきりしておらずゆっくり目をあけたり閉じたりしていた。未だにあのときの光景は、目にやきついている。