unextにゴダール作品が追加されてた。
『ゴダールの探偵』と『カルメンという名の女』はまだ観たことがないから嬉しい。
さっそく、見てみた。
ゴダールの探偵(1985)
ジャン=リュック・ゴダール
久しぶりのゴダール映画ということで、いろいろ覚悟して見た。
でもそんなに複雑ではなかった。
あくまでもゴダール映画としては、という前提やし
やっぱり5割くらいは理解できてない。
理解できる人はそんなにいないと思う。
うん本当に何も評することができない。
ただ改めてゴダール映画は思考の映画であり、
感覚の映画でもあると思った。
極めて薄っぺらい感想で恐縮です。
今、『カルメンという名の女』を鑑賞中。
上の写真のとおり、ゴダール本人がスクリーンの中に現れる。
そういえば、ゴダール本人が出てる映画って結構あったように思うけど、ぱっと思い出せない。
誰か違う監督の作品に出てたのもあった。そのタイトルがなんだっか。
あ、『イメージの本』は出てた。
それはゴダールの映画やけど。
さて、話は変わるけど、織田作之助の小説をこの前初めて読んだ。
"オダサク"の代表作とよばれる『夫婦善哉』。
太宰、坂口安吾と同じ無頼派で、オダサクと石川淳を読まないと無頼派が好きとは語れへんし、同じ系統ということで嫌いなわけがないと読み始めたけどずっと放置してて、最近になってまた読む気になって最後まで読んだ。
コテコテの関西弁で繰り広げられる夫婦漫才のような、でも深く暗いところもあって、そのコントラストがよかった。
何より文章のテンポが良いね。
期待したほどではなかったけど、織田作之助がどういう文章を書く人なのかが知れた。
他の作品も読んでみたい。