「読書」。
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル①』を終盤まで読む、物語の重層性の広がりを感じる。
村上春樹の90年代の代表作である『ねじまき鳥クロニクル』(全3巻)の1巻目を終盤まで読む。
登場人物の過去の話を丸1章、場合によって2章を使って描いているところに、物語の重層性が増して、「人は誰でも、その人の歴史を持っている」という事が分かる作品です。
道端であったり、職場やプライベートで接している人も、色々な過去を持ってるんだろうなと思う次第ですね、これを読むと。
特に、「ノモンハン事件」について登場人物が話すくだりは、色々と日本人の歴史や人間性について考えさせられますし、いかに過去の日本の歴史を学ぶ事が大事かと思いますね。
今後も読みます。