「読書」。

 

スティーブンキング、ポリコレとかコンプライアンスとか、うるさくなった今でも面白いのを書けちゃう力技に感服です。

 

「異能機関」(2019年)、「ビリ―・サマーズ」(2021年)という「ポリティカルコレクトネス」や「コンプライアンス」がうるさくなった今でも、面白いのを書けちゃうのは、この作家の力量なのか、名声から来るものなのかという感じで感服しますね。

 

キングなりに配慮はしてますが、そこを補ってしまう文章技巧の凄さに驚きます。文章を、しかも長編小説を多く書いてきたキングの経験則があるからこそ、ここまでは許されるという作品の安全地点が自然に分かるんでしょうね。

 

読んでいて、相変わらず面白いので、感服します。