「読書」。

 

村上春樹を久しぶりに読みました。

 

読んでみて思ったのですが、「西欧化」してきた日本の戦後の「都会生活のありよう」と、その中での心の中での意識の流れを、こんなに詳細に正確な文章で書ける日本人作家は少ないと思います。

 

東京に住んでいるからかもしれないですけど、80年代ー90年代の東京の生活をキチンを書いてますし、こういう雰囲気あったなと思いました。

 

「ノルウェイの森」が大ベストセラーになって、日本での生活が困難にならなければ、その後も「90年代以降の都会生活のリアル」を書いてたんだろうなと少し寂しいですね。

 

有名になるって良い事もあるけど、窮屈になる事もあるんだなと思いました。

 

今後も読み続けます。