「怒る」という感情~子育てセラピー☆グループセッションより | 山口☆お産ができる助産院☆赤ちゃんのほっぺ☆

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32歳で5人目の子どもを産んだ時に持った夢、それは「助産師になりたい!!」でした。
36歳で看護学校、39歳で助産師学校に入学して、40歳の時に念願の助産師に♡
今は助産院を開業して、すべての女性のカラダ・ココロ・生き方サポートに明け暮れる、幸せな毎日です(^^)

みなさんこんにちは。
山口の助産院 赤ちゃんのほっぺ
江藤美知子です。


先月開催した子育てセラピー☆グループセッションの中で
「怒る」ということについて、参加者の方達と
色々と話しました。


「怒る」って一般的なイメージとしては
あまりよくないですね。


「怒る」って気持ちいいことはないし
「怒られる」こともあまりいい気持ちはしない。


子どもを「叱る」のはいいけど「怒る」のはよくない
と一般的には言われてる。


自分の中に「怒り」の感情が全くなければ
どんな出来事に出会っても怒ることはない、、、
というのが本当のところでしょうが


なかなかそんなにうまくいかないし
「怒り」の感情を全く持っていない人が実際にいるか、と言うと
どうなんでしょうね。。。


子どもという存在は
自分の中の様々な感情を引き出して見せてくれます。


「子どもを産むまでは、自分は大人だと思っていたし
自分の感情はコントロールできると思っていたのに
全く理性でコントロールできない自分に出会った」


と言う人もいました。


どうして怒ってしまうのか。


自分の中にある怒りの感情というのは
結構根深いところに原因がありますし
それは、親から受け継いでいる連鎖によるものもあり
複雑な要素が絡み合って出来上がっている。。。


それを一回のグループセッションですべて解決するのは
無理なことです。


怒らない子育てのための「魔法の方法」というのはありません。
そんな万能な方法が見つけられたら
ノーベル賞がもらえるんじゃないかな?


本当にそこを解決しようと思えば
根気よく根気よく自分と向き合っていくことが大切になりますが
それも一朝一夕にできることではありません。


私が皆さんとお話しして思うこと、お伝えしたいことは


怒る自分を責めないで・・・
怒る自分を受け入れて・・・
もっと自分に優しくして・・・


ということです。


そして


「子どもを怒る」ことに対してあまり神経質になることはない


ということ。


人間ですから喜怒哀楽があって当然で
その感情をうまく表現できることは
情緒豊かな証拠です。


怒ることが少ない方が楽なことには違いありませんけど
「ママだって怒るんだ」ということを
子どもに見せることが
マイナスばかりではありません。


小さい子どもを連れていると
なかなか自分の時間が取れずに
体力的にも精神的にもイライラしてしまうのは当然のこと。


イライラするのは当たり前です。
怒ってしまうのは当たり前。


怒る自分に優しくしてあげてくださいね。


まずはそこから。


そうやって自分を認めながら
少し気持ちに余裕のある時に
自分の中の怒りの原因を見てみてください。
その原因は、子どもにはありませんから。


自分に優しくできた分、
子どもや夫に優しくできます。


本当ですよ、やってみて




4月の子育てセラピー☆グループセッション








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