前の記事を書いてから、
正直なところ、迷いまして( - ェ - )

もう今からあげる3作品は決まっていたんだけど、それにタイトルつけるって
なかなか決まらないもん…だよね

作品がよければ、俳優もよく見えるし
俳優がいいと、作品もよく見えるし
何になんのタイトルつけようか、

映画やドラマ
監督や音響や美術や…


書いてるうちにあの作品もあるし
コレもあるしな~と。
しかも見てない作品がまだまだあって
そもそも←←


でも心に残ったもの…
コレでしょう!とりあえず書いちゃおう!


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■ゆきのめさん的に優秀作品でしょう

化粧師 KEWAISHI




見事なまでに美しい映画だった

フランス映画って、なんかオシャレでキレイな映画があるけど、
邦画でも同じ感覚が味わえた


監督さんがあるシーンを
万華鏡をイメージして撮ったそう!


芸姑さん達が着ている鮮やかな色彩の着物がバッと開くシーンなんだけど。


この映画全体も万華鏡の様だ


初めて万華鏡を見たときに
《わっ綺麗!!》と純粋に感じ、
心踊った感覚に似てました。



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緑色の瑞々しい草原

小三馬の赤いマフラー

桜の下




色鮮やかなシーンが
日常生活してる中でも
ふと思い出して綺麗だなーと
この映画が頭から離れない


桔平さんの言葉

《 僕の芝居の作り方は
自己表現じゃないと思ってるから》




小三馬だった



どう言葉にしていいのか?
わからないけど素敵だった


時子が白いシーツの洗濯物を干して
時子
白い洗濯物
赤い手拭いをかけた小三馬

どうやったら、こういう演出が思い浮かぶんだろう( ' - ' * )


化粧、恋心、時子の夢、火傷、女優、
厳しい母、ストーリー展開

色んな要素が入りすぎてる位、
盛り沢山だったけど、椎名さんがまとめてくれてる。
寡黙で物静かな役が邪魔しない
色んな要素をしっかり見ることが出来た


ストーリー展開が、わかってから見ると

鏡越しに見たり
口元を追うように見る視線とか
何度見ても飽きなく、何度でも見たくなる


池脇さんの健気な感じがたまらなくよかった


石田あゆみさんが
ステージに上がらなくても、
女性はみんな女優という台詞があって。

なんだか考えちゃった
女性は女優かぁ…


対照的な台詞
三田佳子さんの《女優!女優!女優!!》も、ふと思い出しちゃった(。-∀-)

ラブシーンより
よっぽど色っぽくて、
製作側の魅せ方や伝え方が伝わってきた


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田中監督はCMディレクターで
映画は化粧師が初監督作品

椎名さんに撮影に入ってから
《初監督なのに、よくぞ決断してくれましたね》監督が言ったそうです


そしてあれだけのキャスト陣


東映系全国公開の大作


主演を務めた椎名桔平さん。
相当なプレッシャーと重圧もあったろうけど、本人はインタビューでそういう事は考えていないとキッパリ。


でもきっとあったのかなぁ~と思ったら震えちゃう


大きい役、小さい役だろうが関係なくて
映画はもっと懐が深い世界という話を
インタビューで話されてました。


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メイキング映像の着物を広げるシーン
Take7まで頑張った椎名さん

ホッとした表情が、たまらなかったです
(  - v - )

役者さんが役から解放されたり、
カットがかかった瞬間の表情って
なんだか普段見れないもんだからドキっとします(  - v - )。 o ○ 。 o ○ ゚ ・ * : . 。 .