栃木県大田原市湯津上に鎮座する 笠石神社です
1692年(元禄5年)水戸光圀公により創建
1676年(延宝4年)、僧の円順により那須国造碑が発見された。1683年(天和3年)、水戸光圀公が当地を訪れ、この碑の存在を知った。光圀は碑の重要性を認識し覆堂を建てて保護しようとした。ただ碑の所在地は当時水戸藩領ではなく旗本領だったので関係当局と折衝を続け、この場所だけ水戸藩の飛び地領地となり、1687年(貞享4年)にようやく覆堂を建てて整備した。これが当社の起源であり、御神体は那須国造碑そのものである。
光圀公が助さんこと、、、佐々宗淳に、、、近くにある上侍塚古墳と下侍塚古墳が碑文にある「那須直韋提」「意斯麻呂」父子と推測して調査させたんだとか(実際は古墳の方が古い時代だったそうです)。
なので、、、「日本考古学発祥の地」なんだそうです(宮司さんが説明してくださいました)
那須国造碑は国宝に指定されてます。
碑文には中国の元号永昌が刻まれており、、、作られた時代をちゃんと判明できるんだそうです。
御拝殿
社務所で宮司さんに参拝料を納めると、、、約30分ぐらい歴男には楽しいお話をしていただき、、、御本殿の鍵を開け、、、御本尊である「那須国造碑」を拝ませていただけます。
御本尊さまも撮影しても良いですよとは言われましたが、、、、畏れ多い???撮れなかったです・・・・
1300年以上前に刻まれた碑文ですが、、、しっかりと読め、、、風化しにくい固い花崗岩に19字×8行=152字彫られてるそうです。。。。
これはいただいてきた画像
実際はもっと近く、、、20cmぐらい近くで拝んで来ました。
ありがたかったな~~~~
境内社のお稲荷さん
参拝料や御朱印料を納めたら、、、、笠石神社のボールペンやたくさんの資料をいただきました。
話し好きの宮司さん、、、いつまでもお元気でたくさんのかたにご教授していただけたら幸いです。