トップアスリートの育て方 宮原 知子 | Yより愛をこめて~羽生結弦選手とチームジャパンを応援するブログ~

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最近,各領域の日本の トップアスリートの活躍が話題になっています。テニス,水泳などで,嬉しいニュースもありました。



宮原3



「Number883」に「トップアスリートの育て方」という記事がありました。副題は「天才は親が作る」です。


宮原知子さんです。


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知子さんのご両親は病院勤務の医師。


知子ちゃんがスケートを始めたのは,4歳の時。ご両親がヒューストンに留学した時です。アメリカの医師の生活は,日本と違って家族との生活を優先していたそうです。もちろん時間の使い方を工夫して質の高い研究をするそうです。


郊外のショッピングセンターにスケートリンクがあり,知子ちゃんは興味を示し,スケートを始めました。最初は,お父さんが教えていましたが,その後スケート教室に入りました。しかし知子ちゃんは,みんなと一緒には,頑としてやろうとしないし,保育園でもしゃべらないので,先生の勧めで精神科の医師に診てもらいましたが,何ともなかったそうです。


そこでお父さんが考えたことは,自分の意志でしゃべらないのであれば,その意志は尊重したい。


その後,少しずつ他人ともしゃべるようになったそうですが,お母さんは,「頑固で口下手,シャイなところは,主人とそっくりで,二人はウマがあって,いつまでもしゃべっている」と,言っています。


スケートは,グループから個人レッスンに変え,週4~5回リンクに通うようになり,めきめきと上達しました。何より,氷上で生き生きしている娘を見るのが,両親には嬉しかった。


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883号では,ここで終わっています。後篇(下)は,次の号の掲載です。



これと同じ写真が883号にも掲載されていました。4歳なので,スケートを始めた頃ですね。


13年の全日本の前にNHKの「アスリートの魂」という番組で知子ちゃんの特集が,放映されていたのです。それにもこの画像が使われていました。注目選手だったのですね。


この番組の中では,お父さんが朝早く京都から関西大のリンクまで車で送っていくシーンも流れていました。お父さんはその後,出勤です。




これは,関西大中・高等部のホームページからお借りしました。周りには,関西大関係者の方たちがいます。




14年の長野での全日本で,知子ちゃんが優勝しました。その時の表彰式後の周回では,先生たちが横断幕を掲げて「宮原,おめでとう!」と大きな声で,祝福していました。そこへお母様がいらして,先生方に頭を下げ挨拶しているのが見えました。感謝の言葉を言っていたのでしょう。


その様子を見て,知子ちゃんは,学校でも愛され応援されているのを感じました。そしてご両親が知子ちゃんを全力で支えていて,先生方は温かく見守っているのだと思いました。


「トップアスリートの育て方(上)」の記事には,それほど詳細に記してはいませんが,ご両親が,知子ちゃんを支えるのにかなりの努力をしていることは間違いないでしょう。


お二人ともキャリアを積んだ医師ですし,とても忙しくハードな仕事です。そんなお仕事をしている上に,知子ちゃんのスケート,学校生活を支えている。お子さんはもう一人いて,そのお子さんのサポートもある。


どのように時間をやりくりしているのでしょう。知子ちゃんの心,身体ののケアもありますが,ご自分のことはどうケアしているのでしょう。



お母さんの言葉です。「患者さんが一番。でも娘のやりたいことは全力で応援する。指導医としても後輩医師に恥ずかしくない背中を見せたい」 


こんなことも言っていました。「知子は,自分と向かい合うことができる。だからフィギュアスケートに向いている。」


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知子ちゃんの個性を理解し認め,知子ちゃんの意志を尊重する。そしてそれが実現できるように,全力で支える。即ちご両親も努力する。


それが「トップアスリート 宮原知子」を育てているのですね。


知子ちゃんが,努力の天才であるとよく言われますが,納得がいきました。努力家のご両親の資質を受け継ぎ,またはその背中を見ているからそんな人に育ったのですね。


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13年のアジアントロフィーです。ミーシャ ジーとは,今年の「THE ICE」よりも前に交流があったのですね。




12年の全日本の表彰式です。まだジュニアでしたが,3位でした。真央ちゃんがすごーくお姉さんに見えます。(7歳差なので当然ですね)



今年の国別です。羽生くんの「さっとん」呼びは,可愛かったです。


💛 この記事の副題にあるように「天才は親が作る」のですね。



私は,天才もトップアスリートも育てることはできませんでした。でも普通で,少しは,人様の社会の役に立ちそうな人間には育ってくれたかなと思います。きっと少しは,あるいは普通に努力して育てたかなと思います。たぶん多くの人がそうなのでしょうね。


この記事の後篇が掲載される884号は来週発売です。それを楽しみに待ちたいと思います。


💛 一時の連続猛暑日の頃よりは少しは暑さがやわらいだようですが,まだまだ続きそうです。どうぞご自愛ください。


お盆を迎え,帰省したりレジャーに出かけたりするでしょうが,どうぞお気を付けて,行ってらっしゃいませ。



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