こんばんは。

今日は私の着物の師匠であるO先生のお宅に遊びに行ってきました。
先生のお宅は山中温泉の街中にある高齢者専用マンションです。
窓からは素晴らしい景色を楽しめるので、伺うたびにすごく得した気分になるんです♪

今回は着物のコーディネートの相談に伺いました。
来週末、同僚の披露宴に出席することになっています。
そして、ほんとにびっくりなのですが、
同僚が男性であるため、新郎の上司の立場である私に乾杯のご挨拶がまわってきてしまいました!
単に一番年上というだけの頼りない上司なのでなんだか腰が引けて…

先生に相談したら、
「金沢の披露宴だし(眼が肥えてる方が多い)上司であり、乾杯の音頭をとるとなると、落ち着いたキリッとした着こなしでないとね。」
と言われてしまいました。
そう言われ、考えれば考えるほど何を着たらいいか迷ってしまって。

手持ちの訪問着と袋帯をスーツケースに詰め込んで行ってきました!

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あれやこれやと合わせてみたり考えたりするのはたのしかったです♪

先生が選んでくださったのはグレーのおしどりの訪問着でした。
色は地味目ですが前の柄が大きくて、若い人向けだということで、
「まずこれを着ておきましょう」
と。
母がつくっておいてくれたものです。
色も柄も落ち着いたかんじのこの着物を、母のセンスをほめてくださったのがうれしかったです。
ただ、柄がおはしょりに届きそう…
柄がもっとスッキリしていたらもっと長く着れるのに…という話から、今時のごてごての着物について先生の想いを聴くことができ、眼からウロコでした。

いくら芸術作品だからといっても着物は着るものだから、着た人を美しくみせることが一番大事。なのに、衣桁に掛けた状態を着物の姿だと勘違いしている作家が山ほどいること。
おはしょりで柄が切れてしまうような着物は最悪。柄がもう少し下の方にあるだけで着る人をすっきり美しくみせるのに、そういうことをないがしろにしてきたから今の呉服業界はぼろぼろなのよ!とどんどん熱くなり…
すごく勉強になりました。

今の人は洋服感覚で着物を選ぶからすっきり見える着物を作ったら売れるのに、売る気がないのね!とちょっとお怒りでした。納得することがいくつもありました。

母もそこ(柄の位置)までは考えが及ばなかったのだろうな…
でも大事に着ます。

乾杯前の短いスピーチについてもアドバイスをいただきました。
これで不安も少し楽になりました。

あとは長襦袢の裄がぴったりかチェックして、必要なら応急措置的なお直しをして、まっさらな塩瀬の半襟をかけて…

美容院も予約しました!
気合いが入ってきました!

またご報告しますね♪