寺島wrote
先日、雪で寝かせた酒の封切りがあるというので、南会津に行きました。
そこで目にした曲屋の前に咲くたちあおいです。
福島の有人から写真つき暑中見舞いが届いた。
「うなゐ子のすさみに鳴らす麦笛の声に驚く夏の昼臥し」(西行)
「かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏の夕暮れ」(牧水)
夏の昼と夏の夕暮れと、日本の夏のしみじみとした風景。
「涼風の曲がりくねって来るかな」(一茶)。
老いがどこからともなくやってきて、いずこを見ても時間がともなわない事柄はない。
風物をして語らしめる日本のむかしからの心は、
時がたっても少しも色あせることがないどころか、昼に夕にふっと際立ってくるのだ。
かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏の夕暮れ(牧水)
みなさまへ
あぁ、たまらないですね、
夏の夕暮れ、
喉から手が一本、二本、三本・・・と出てくる。
ついつい、なんだよね。
「雪で寝かせた酒」の、
そそるよなは・・・。
日本人に生まれてほんたうによかった。
咲き継ぎて梅雨のあはひを立ち葵(お写真にお返し)
大暑過ぎまた雨の降る不思議かな
7/23が「大暑」。
酒飲みはだらしないのを旨とする、ですね。
智笑