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《外為コサックダンスレポート》I will dance cossack

         when winning a great VICTORY.

2009年3月12日


(某ディーラーの独り言)

ドル/円99円~100円の間に売りがあって上値が重い状態が続いているが輸出業者の円転が少ないため大きな下落にはつながっていない。これも実需活動が冷え込んでいる証左だろう。当然、クロス/円も同様の状態が継続中だ。ただ、ドル/円、クロス/円ともに時間をかけて上値トライは何度かあると思う→下値のサポート線が頑固に跳ね返して思ったより粘り強い(日足チャートの上下のヒゲに注目)。今のマーケットは日替わりメニューが半日替わりメニューの様相を呈してメインテーマがなくなってきているので超短期ディーリングが有効だろう→「利食い千人力」

次のメインテーマはいつ「リスク回避のドル買い」が終わるかだ。

今朝、本邦4QGDPが-12.7%から-12.1%に上方修正されたのをうけて若干、円の買い戻しが入ったが「なんだかな~」だ。主要国唯一のマイナス二桁のGDPに変わりはないものね。

9日、1月の為替ファンドの運用成績が公表された。それによると+0.35%だった。

年末からのオバマ・ラリーが一巡後リスク回避に伴う「ドル買い」「円買い」それに「ユーロ売り」が鮮明の1月相場だった。0.35%には「う~ん?」という感じだ。

今、世界を見回して今年プラス成長を期待できるのは中国とブラジルくらいなものだろうが世界経済を引っ張る力をもっているのは中国だろう。中国の温家宝首相は4兆元の原資を裏付けに矢継ぎ早の追加景気対策を打ち出しており8%の成長率を最低限とし雇用を確保するという意気込みだ。これは是非、世界経済の景気のテコ入れの一翼として頑張ってもらいたいもんだがもう一翼が見当たらない、二翼ないとうまく飛行できないと思うが…残念。

バークシャー・ハザウェイのウォーレン・バフェツト(世界一の金持ち)が『米国の経済は崖から転落した、米経済はすぐには回復しないだろう』という発言したが、改めてバフェットほどの人から景気回復の難しさを言われるとますます経済は落ち込む。景気が悪いことは百も承知だけどあまり「悪い・悪い」と連呼するのも考えものだと思うね。


Uとのへ


草津では湯の花採りや春兆す
ぽかぽか大分あったかくなってきた。
中国さんも頑張っている。
自動車の売り上げ台数はアメリカを抜いたやうだ。
都市部を中心にした固定資産投資も前年比=26.5%増。
インフラは鉄道関連で=3倍以上のびるなんど、
昨年11月発動の=4兆元(約58兆円)景気対策が、
内需を中心に伸び始めている様子。

おこぼれ、だねへ。
いや、ここんところ
上村愛子、デュアルモーグルで優勝二冠達成、とか
岡部孝信選手38歳のワールド杯大ジャンプ優勝とか、
何か明るい兆しが感じるね。

政局以外は「OK」だ。
株価なんて総選挙さえやればがらりと変わる。
麻生降ろしに、小沢ショック、中川大臣に、かんぽの鳩山、
その上与謝野大臣までわけの分からないことをしゃべり始めた。
この人たちは皆そろいもそろって株価下落に手を貸している。
噴飯、戦犯ものだね。
円安でも、外需消失でもいい、
選挙やって民意を問えば、
風向きは変わる、
株価は必ず上がる。

あぁ~もう、どいつもこいつも・・・。

智笑