毒りんごの迷路 -6ページ目

毒りんごの迷路

神さまが居るのなら
教えてください。


この気持ちは、罪ですか?





既婚者と婚外恋愛中



1番じゃなくてもいい
誰にも言えなくていい
それでも、

それでもいいから
傍に居たい。

次に逢えるのは10月のはずだったのに昨日の晩アキからのメール。
手紙明日の午後空いてる?

急いでシフトを見てみると…
休みキラキラ

手紙空いてるよ晴れなんで?

手紙明日、午後半休やから

どっか行こうって言えばいいのに(笑)

手紙じゃあどっか行かへん?

ということで、10月まで逢えないはずだったのが
逢えましたにひひ

場所は漫喫やったけど

アキの横は凄く落ち着く。

この時間がずっと続けばいのに…
カラオケに入って続く沈黙。
さっきまでは、苦じゃなかった沈黙が苦しくてたまらない。
機械から流れる明るい案内の声がやけに耳について。

黙ってても始まらない。
「ねー」
「なー」

被った・・・気まずいな~汗

「なあ?」
来た・・・
「んー?」
何を言われるんだろう。オレンジジュースをちょっと飲む。
無駄に冷たく感じる。

「りんごは、りんごはどうしたい?」
私は、私は
「もう、終わりにしたい。」
「それでいいねんな?」

いっぱい悩んだ結果。
「うん。もう止めよう?終わりにしよう?
アキの負担になりたくないし、私も将来が見える人と居たい。
今は、居ないけど。」

これでいい。
これが最善だから。最善なんだから。
好きなだけじゃどうにも出来ないことだってある。

「・・・はぁ・・・。りんごさ」
「なに?」
泣きそう。
やっぱり、まだ一緒に居たい。けど離れたい・・・。
もう、訳わかんない。

「りんご?本音で話せ?」
本音?本音なら言った。
「本音なら言ったじゃん。終わりにしたいって。」
これが本音なんだ。

「じゃあ。なんで泣きそうな顔して言ってんだ。」
そんな顔してたんだ・・・。
けど・・・
「なら!!ならアキはどうしたいの!?アキは何を望んでんの!?」

「俺は、こんな立場で言っていいことじゃないけど、お前と居ると楽しいし、落ち着く。
けど、家庭もある。お前がいいなら、続けたい。ただ、今迄みたいに頻繁には会えないし、電話も出来ない。
正直、嫁もまだ疑ってる。だから3ヶ月に1回位しか会えないと思う。ほら。りんごは?
ちゃんと言って?」

「終わりにしたいのは、本当。離れたい。
でも、やっぱり・・・アキのことは好き。一緒に居たい。
けど、結婚だってしたい。して欲しい訳じゃないけど、
アキ離婚する気はないでしょう?だから・・・他の人に出会いたい。
嫌いじゃないから、3ヶ月に1回でも会えたらうれしいよ・・・」

「そっか・・・確かに離婚は多分しない。」

「でしょ・・・。一緒に居たいよ。続けたい。けど、私は彼氏が出来たらすぐに離れる。
アキを利用することになる。」

「うん。ずるいけど、俺はリンゴと居たい。りんごは?」

「一緒に居たい・・・です。アキずるい・・・」
「うん。ごめん。本当なら、りんごのいうように別れるのが
いいんだろうけど、」

「そんなの言ってたらキリがないから言わない!」

♪PPP・PPP

「あーごめん。」
「うん。お嫁さん?」
「そう。・・・・早く帰ってこいだって。」
「そっか。じゃあ帰ろう。仕方ない。」

「まだ大丈夫やけど」
「今以上に怪しまれても困るから。行こう?」
「ごめんな」

新大阪駅で
「またね」
































♪~会えない時間にも愛しすぎて~♪
アキからの着信をケータイが知らせる。
まだ約束の時間までには時間があるのに・・・
「もう出たか?」
「まだ。今から出るところ。仕事もう終わったの?」
「思ったよりな。」
「よかったじゃん。今から行く。時間までには着くから。」
「わかった。じゃあ」

電車に乗って1時間ちょっと。
知り合いに遭遇しない府外へ。

待ち合わせ場所に行くと居た。
後ろ姿だけで解る。
「・・・アキッ!」

「!?・・・おお。ビビった。元気か?」
「うん。それなりに。相変わらず病院通いだけど。調子いいよ。」
アキは、なんか痩せた?それに白髪が増えてる。
調子悪いのかな・・・。仕事で疲れてるのかな。今日も休みなのに
仕事行ってたし・・・
「ご飯食べてないから飯行こ。」
「いいよ。何食べたい?」
「そば。」
珍しいとか思いながらお蕎麦屋さんへ。

なんか気になって聞いてみる
「ねー。」
「ん?」
「アキさ。蕎麦好きだったっけ?どっちかと言うとうどんの方が
好きじゃなかったっけ?」
アキは、あんまりお蕎麦を食べない。
「はあ?りんごが蕎麦好きだろ?」
そんな気遣い要らないよ・・・
決心が揺らぐから。
「覚えてたんだ(笑)」

「そりゃ。まぁ・・・。早く食べろよ伸びる」
「うん。」
どうしよう。うれしい・・・。それに、落ち着く。安心出来る。
沈黙が苦じゃない。

お店を出て、話するためにカラオケに。









明日、アキと会ってきます。


一ヶ月以上かな
会ってなくて…

いっぱい考えて、


アキとは、終わりにしようって
いっぱい困らせてごめんなさいって謝って
ただの知り合いに元上司と元部下に戻ろうと思う。

ヒロにもちゃんと謝って
ヒロは親友で恋愛対象としては
見られないって伝える。



頑張る
ずっと連絡なくて・・・連絡したくてもしばらくは、連絡なしで
って言われてたからずっと我慢して
だいぶ落ち着いて、もう新しい恋愛しようって
来るかも解らない連絡を待ってるのは止めようって
やっと。。。やっと切り替えれて、告白してくれたヒロのこと
真剣に考えてたのに・・・

今日返事しようとヒロの部屋で遊んでたら



♪~『逢えない時間にも愛しすぎて~』

ずっと鳴らなかった
彼からの電話を知らせる着信音・・・慌てて画面を見ると
やっぱり


♥アキ♥



部屋にはヒロが居る・・・
けど、、、今出ないとダメな気がして
ヒロに断って出ると

「林檎、久しぶり。元気か?」
「元気だよ。」
「仕事見つかった?」
「今探してるところだよ。アキは元気?」

20分位話してたのかな

でも、背中に感じるヒロの視線。
もう切らないと、、、

「また連絡すね。じゃあ・・・」
「おう。林檎頑張れよ」

電話を切るともう涙が止まらなくて
やっぱり私は、アキが好きなんだ。


ヒロには、私が好きな人が居ることは言ってる
叶わないことも。既婚とは言ってないけど。

ただ泣き続ける私をヒロは
ただ黙って背中を摩ってくれる。
アキのことは忘れて、ヒロを好きになれたら



アキ
なんで今になって連絡するの?
メールじゃなくて電話なの・・・
新しい恋愛しようって決めた
気持ちが揺らいじゃう。。。

ヒロには悪いけど今は一人になりたい
「ヒロ。ごめんね。今日は帰る・・・」
「ん。」

私は狡い
何も言わないヒロの優しさに甘えてたクセに
アキからの連絡があるだけで
アキの優しさと安心感を求めてる

もうどうしたらいいんだろう。。。