今朝のニュースで、2ヶ月のあかちゃんを揺さぶって死なせてしまったお母さんのことを知りました。


虐待のニュースが後を絶ちません。




こうしたニュースを見るたび、思い出すことがあります。




それは韓国で長男を育てていた時のこと。


長男が1歳になった頃だったと思います。


私は洗濯物を干していました。


立てて使うタイプのもので、長男はどうしてもそれによじ登りたくて、


干した洗濯物を片っ端から落としたりしたくて。




「よじ登ると危ないのよ~」


「お洗濯もの落とさないでね~」



優しい声で語りかける私。




なおも果敢に挑戦する長男。


長男、こける。


洗濯物、落ちる。


物干しも、こわれる。




 「もうっ!やだっ!」




布団に長男をほうりました。




あの時、布団じゃなくて床に直接ほうっていたら。


布団でも、もっと強く叩きつけていたら。




その時のことは今でもくっきりはっきりと心の中に残っています。


あの時、よじ登ろうとする長男をひょいと抱き上げて、おんぶして、


高い目線から洗濯物干してるところを見せてやればよかったのかな…と今なら思います。




でも、あの時はどうしていいかわからなかった。。。


コントロールの聞かない乳飲み子と2人、異国の地でただ1人…みたいな気分で、


いっぱいいっぱいになっていました。




苦しくなったら、とりあえず抱っこかおんぶして、外にでてみる。


(私の場合、みんなベビーカー嫌いだったので、ベビーガーに乗せようとするとそこでまたバトルになるため、抱っこかおんぶでしたが、ベビーカーでも)


散歩するもよし、買い物しておいしいもの食べるもよし。




やばいっと思ったら、外にでよう。


その時真剣にそう思いました。




私は3人の子どもたちが大好きだし、「あかちゃんといっしょ」なんてお店もやっているし、


寝る前には「愛してるよ!大好きだよ!」って、いつも言って抱っこしています。




それでも、虐待のニュースを人事とはとても思えない。




もしもつらくなったら、




子どもを散歩させるために


外気浴が必要だから


そろそろお友達関係を作らないと じゃなくて、




とりあえずあかちゃんを背中にのっけて、


おいしいもの食べに行こう


きれいな空気を吸いに行こう


ボーっとしよう って、


なったらいいなと思います。




おんぶして歩いてると、あかちゃんは寝てくれる確率高いです。


春の陽気のいいときは特に。


寝てくれたらしめたもの。


アイスクリームでも買い食いしながら、


お散歩続けたり、


晩ご飯の買い物したり、


たまってた家事一気にかたづけたり、


おんぶでいいのは、ちょっとした物音で起きそうになってもすぐに


お尻トントン、体ゆらゆらしたらまたすやすや眠ってくれるところ。




そういったタイミングが、体感覚でわかる点がベビーカーより便利な気がします。




長時間おんぶはたいへんなので、おんぶひもはできるだけ体に負担の来ないものがいいですよ。


って、最後は宣伝風になっちゃいましたが、ニュースを見ながらそんなことを思いました。