ありがとうジャガー
最近、ミック・ジャガーという人のイメージが変わってきました。
私が勝手に抱いていたイメージとは、どうやら違うみたいです。
ローリング・ストーンズの推進力は、ミックとキースの両輪だと思っておりました。
新しいもの好きのミックと、頑固親父のキースの衝突をエネルギーに換え、
常に流行の要素を加えた、進化するストーンズを、ファンに提示してきた。
というのが、今までの私のイメージでした。
色んなインタビューを読んでいてわかったんですが、
ストーンズの実質的な主導権を支配してるのは、
どうやらミック一人のようです。
ミック以外のメンバーは口を揃えて「全てはミック次第」と言います。
キースの意見でさえ、ミックに却下されれば実現しないようです。
更に「ストーンズの曲の中で、特に思い入れの深い曲はありますか？」という質問に、
メンバーは大体、普通に各々の好きな曲名を答えます。
しかしながらミックの答えは、
「ない。常に最新の曲以外興味がない。」です。
古い曲をライヴで演奏する為のリハーサルの際、
ギターのロン・ウッドが「オリジナル音源を確認したい」とミックに申し出たところ、
「ダメだ。その時感じたまま演奏しろ！」と、却下されたらしいです。
そんなストイックな感じでいながら、
世界中の都市ごとに、オンナと隠し子がいます。
ロックンローラーのクセに、ナイトの勲章をもらって喜んだりします。
だけどメンバーは、ミックのアーティストとしての能力を、
彼が作曲やステージで造り上げるものを“マジック”と呼び、
尊敬しています。
ボーカルって、要所だけ押さえて、あとは他のメンバーに任せる。
バンドで我慢してるところを、ソロで発散する、っていうのが、
結構ありがちなパターンだと思うんですが、
それでは、解散せず50年も、ほぼずっと同じメンバーでやり続けることは、
多分不可能だと思います。
一見、ミーハーで軽薄にすら見えるミック・ジャガーという男の、
その内に秘めたる、ローリング・ストーンズに対する情熱は、
結成当時から変わらず、激しく燃え続けてるんだと思います。
もう１つ、あるインタビューのミックの答えに、面白いものがありました。
「印象に残ってるステージはありますか？」と言う問いに、
他のメンバーは、派手な演出があったスタジアムライヴや、
暴動が起こった伝説のライヴなんかを挙げていました。
そしてミックは、
「20歳ぐらいの時、1000人くらいのキャパのホールで演れるようになった時、
これでなんとかやっていけるんじゃないかと思った」
と語っています。
その頃と変わらぬ危機感を持ち続けてるからこそ、
ミックはストーンズに変化を求め続け、
それでいて、いつまでもカッコイイままを維持し続けられてるんだと思います。
ミック・ジャガーとか明石家さんまとか、
なんも考えず、ノリだけでやってるように見えて、
実際には、自分の仕事に、誰も真似出来ないくらいの試行錯誤と、
愛情に鮮度を保ち続けられるタイプのエンターテイナーって、
凄く好きです。
大概は、脇道に色気を出したせいで落ちぶれてしまい、
慌てて元の路線に軌道修正して、なんとか食い繋いでいくってのが多いんです。
ミックやさんまも映画に出てみたり、色々横路にそれているようで、
常に本分を忘れず、あらゆる経験を、自分の本業に生かそうとしています。
そしてそういう人に限って、自分の事を、あまり多くは語りません。
これって、この美学って、凄い格好良くないですか？
いつも神経質な雰囲気の天才肌が、渋くポリシーなんかを語るより、
いつも最前線で、派手に振る舞う道化が見せる無言の美学の方が、
私の胸には響くのです。
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6/16（日）堺東Goith
功レコ発不器用でごめんねツアー
「騒ぐ乙女は恋の味」-Goith 9th ANNIVERSARY-
OPEN/START 17:30/18:00 ADV/DOOR ￥1,500/￥2,000
赤ちゃん / 功(東京) / 雑想 / あゆみはおうじさま
メタボリックシンジゲート / 少年カラー
※赤ちゃんは20時頃に産声を上げます
赤ちゃん 『たこ焼き戦隊スシクイネー』（AKCH-0002） \1,000（tax.in）
1.平平平（へいひらだいら）のヘイヘイウェンズディ！～opening～
2.たこ焼き戦隊スシクイネー
3.Separator
4.平平平（へいひらだいら）のヘイヘイウェンズディ！～ending～
5.アイリー
ありがとう宣言
5月もなんもやってません。
あ、ギターの練習を始めましたね。
ホンマにそれぐらいですね。Twitterもサボりっぱなしやし。
個人的には、ちょっと進展のあった項目は幾つかあります。
バンド的には、一進一退を繰り返し、やっぱりまた同じ場所です。
毎月のように言うておりますが、
今月こそ、もうずっとやろうと思ってることを、
サボらず、しっかり1つずつ片付けていきます！
内容としては、多分5月の最初のブログあたりで書いたと思うので、
それをとりあえず見返して、頑張ります！
で、今日の動画は、UKを騒がす大型新人jake buggです。
本人がラジオ曲に送った音源がきっかけとなり、
一躍注目を浴びる存在となったアーティストで、まだ20歳ぐらいみたいです。
今のUKヒットチャートは、リアム・ギャラガー曰く
「アイドルばっかりでクソ」なのだそうですが、
アークティック・モンキーズ然り、若く才能のある無名のアーティストにも、
ちゃんと光が当てられるところは、日本とは大違いです。
いつも新しい音楽を探していて、それを受け入れることの出来る土壌は、
さすが数々のロックレジェンドを輩出した国だと、憧れます。
フェティシズム論
男性ならば、足フェチ、尻フェチ、おっぱいフェチ。
女性ならば、手フェチ、声フェチ、筋肉フェチなんかがメジャー処でしょうか・・・
あなたは何フェチですか？
僕は【無地のグレーパーカーフェチ】です。
無地のグレーパーカーを可愛く着こなしている女性に、すぐ目を奪われます。
そして、【ショートカットなのに、無理に髪を結んでいるフェチ】です。
僕通称、【頑張りポニーテールフェチ】です。
更に、某球磨川先輩と同じく『手ぶらジーンズ』『全開パーカー』フェチでもあります。
それでもやっぱり１番は、【しなりのある左ピッチャーフェチ】です。
元中日の今中投手のような。
大きく曲がるカーブは必須です。
あなたは何フェチですか？
ありがとうダコ
左手の中指と薬指の指先に、水ぶくれが出来ております。
ギター練習によって出来た“弦ダコ”です。
こんなもん、初めてできました。
今までどれだけ無精であったか、身につまされます。
私は、今の仕事をしていて、唯一良かったなと思う事があります。
それは
「“進んでさえいれば必ずゴールには到着する”ということを知ってる。」
という事です。
どんな大量の受注数であっても、どんなに精密な製品であっても、
少しづつでも、1個づつやっていけば、いつかは終りが来ます。
初めはさっぱり意味のわからない仕事でも、全く出来なかった技術でも、
しばらくやり続けたら、そんなに遠くない未来に、
必ずマスター出来るようになっています。
東北の津波で、グラウンドがめちゃくちゃになった野球部がありました。
部員たちは少しづつグラウンドの整備を進めていき、
ついにもとの練習環境を取り戻し、甲子園大会出場を果たしたチームまでありました。
高校時分の私なら、もう野球を諦めていたと思います。
凄い重機がやって来て、ダァーッ！とグラウンドを直してくれる以外、
絶対無理だと思い込んでいたはずです。
ちょっとずつ手作業で、この広いグラウンドを片付けていくなんて、
永遠に終わらないと、ハナから諦めてたはずです。
でも今は知っています。
一日どのぐらいのペースで、それを何人で、更に作業に慣れてくることも加味して、
多分思ったより早く片付くことになるであろうことを。
何も希望を捨てる必要なんてないことを、
今の私は知っています。
まだスタートしたばかりのギター路ではありますが、着実に前進しております。
この指先のタコも、その1つ目のチェックポイントを通過した証なのかもしれないと、
ニヤつきながら眺めて、希望に胸を膨らませたり。
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6/16（日）堺東Goith
功レコ発不器用でごめんねツアー
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赤ちゃん / 功(東京) / 雑想 / あゆみはおうじさま
メタボリックシンジゲート / 少年カラー
※赤ちゃんは20時頃に産声を上げます
赤ちゃん 『たこ焼き戦隊スシクイネー』（AKCH-0002） \1,000（tax.in）
1.平平平（へいひらだいら）のヘイヘイウェンズディ！～opening～
2.たこ焼き戦隊スシクイネー
3.Separator
4.平平平（へいひらだいら）のヘイヘイウェンズディ！～ending～
5.アイリーン
ありがとうバック
新曲のAメロのイメージはNickelbackでと、ブッチャー飛来に発注したら、
Radioheadで返ってきました。
なんでそうやねん！という話をしているうちに、
意外と博士もNickelbackを聴いてるということがわかりました。
私もNickelbackは2枚しか聴いたことなくて、
しかも曲名とか(どうせ面白くない曲名やろうし)全く知らないので、
なんとなくで話を聞いていたんですが、多分このアルバムやと思います。
(Nickelback 『All the right reason』)
デビュー当時は、メタリカ大好き感が凄いバンドという印象でしたが、
現在は、アメリカンハードロックの王道を堂々と闊歩している感じです。
博士曰く、
「ボンジョビもニッケルバックも殆ど変わらん。
変わらんけど、キメとかリフの入れ方だけで大分差がついてる。」
らしいです。
間違いなくキチガイみたいな顔して語っていましたが、
この言葉、結構的を射てると思います。
ただのアメリカンポップロックになり下がってしまいそうなところを、
ギリギリのところでトゲを持たしているところが、
Nickelbackらしさと言える、1つのポイントかもしれません。
ま、我々グランジサイドからしてみれば、立派なポップロックですけどね。
でも日本に蔓延している、ゴミみたいなロックバンドと比べたら、断然カッコイイですよ。
サウンドも声も、グレイとかとは、比べもんにならんぐらい素晴らしいです。
赤ちゃんのブッチャー飛来の歌声と歌唱方は、
NickelbackとMetallicaに大きな影響を受けております。
手前味噌ではありますが、彼のボーカルには、
この日本メジャーロック界に立ちこめた、ヘドロ色の濃霧を切り裂く、
一筋の光明となり得る可能性を秘めていると思っております。
今のままでは、ただの心優しきモンスターでしかありませんが、
いつの日かロック界の常識を破壊し尽くすような、本物のモンスターに進化出来るかは、
全て彼次第であります。
因みに『All the right reason』は、凄くクリアでいい音質です。
それだけでも一聴の価値ありです。
こんな音で録音してみたい！
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※赤ちゃんは20時頃に産声を上げます
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3.Separator
4.平平平（へいひらだいら）のヘイヘイウェンズディ！～ending～
5.アイリーン